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年始早々に来院された患者さんの話。和み堂は1月4日から診療していますが、さすがにまだお正月休みのところが圧倒的に多く、しかも近くでとなるとほとんど開いていない状況だったようで、和み堂に来院されました。
この方、ご高齢なのですが、ご自身曰く病院嫌いで今まで大病も患ったことがないとのことで基本的には元気な方でした。
ところが、年末、あの寒さの中、大掃除や正月の買い出しなどを精力的にこなしたそうです。その時、すでに身体には違和感を自覚しながらも、「そのうちに楽になるだろう」と放置していたところ、1月1日の夜から症状が悪化し、動けなくなり救急車を呼んだそうです。
症状は腰痛で、お一人暮らしでやむを得ず救急車を呼んだそうです。
ところが、1日の夜に救急で運ばれたからなのか、運ばれた先のドクターの判断なのかは不明ですが、検査技師がいないとかで徒手検査のみで骨などには異常なしとの診断。
それで、鎮痛剤と湿布の処方で、正月があけたら最寄の整形外科を受診するよう言われたそうですが、痛みが引かないとのことで4日に和み堂に来院となったのでした。
ご本人は大きな負荷をかけた自覚もないので、腰痛が治っていかないことに不安を感じ、救急での処置にどうも納得がいっていないようでいろいろとおっしゃっておりました。(^^ゞ
病院の処置は「まぁ、そうするしかないやろうな…」と思いますし、診させていただいた感じは結構悪化させてしまっている感が否めない状態でした。
この方、病院嫌いなのは別にいいのですが、調子の良い状態を保つために何かできているかと言えばそうでもないようでしたし、今までお元気に過ごされてきたことが過信になっていたように私には感じられました。
おそらく、年末に身体に違和感を自覚していた時点でその違和感を放置せずに積極的に整えていれば悪化せずに済んだんじゃないかと思います。
比較的に体調が良い=健康と思いがちですが、実のところ、身体が絶妙なバランスで何とか体調を維持している場合もありますから、今回のケースのように違和感を自覚していたのなら、すぐにでも何らかの対処をするということを心がけていただければ苦しい思いをせずに済んだかもしれません。
症状が悪化してしまうと治療に要する時間は長くなります。日ごろから身体にも余裕を持たせてあげることが良好な状態を維持するためには必要ではないでしょうか!
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タグ:腰痛