2015年01月07日

「病院嫌い」でもいいけど、予防と養生は心がけて欲しい!


ブログランキングに参加しています。お時間のある方は是非!
人気ブログランキングへ  にほんブログ村 健康ブログ 鍼灸(はり・きゅう)へ  FC2ブログランキングへ

年始早々に来院された患者さんの話。和み堂は1月4日から診療していますが、さすがにまだお正月休みのところが圧倒的に多く、しかも近くでとなるとほとんど開いていない状況だったようで、和み堂に来院されました。

この方、ご高齢なのですが、ご自身曰く病院嫌いで今まで大病も患ったことがないとのことで基本的には元気な方でした。

ところが、年末、あの寒さの中、大掃除や正月の買い出しなどを精力的にこなしたそうです。その時、すでに身体には違和感を自覚しながらも、「そのうちに楽になるだろう」と放置していたところ、1月1日の夜から症状が悪化し、動けなくなり救急車を呼んだそうです。

症状は腰痛で、お一人暮らしでやむを得ず救急車を呼んだそうです。

ところが、1日の夜に救急で運ばれたからなのか、運ばれた先のドクターの判断なのかは不明ですが、検査技師がいないとかで徒手検査のみで骨などには異常なしとの診断。

それで、鎮痛剤と湿布の処方で、正月があけたら最寄の整形外科を受診するよう言われたそうですが、痛みが引かないとのことで4日に和み堂に来院となったのでした。

ご本人は大きな負荷をかけた自覚もないので、腰痛が治っていかないことに不安を感じ、救急での処置にどうも納得がいっていないようでいろいろとおっしゃっておりました。(^^ゞ

病院の処置は「まぁ、そうするしかないやろうな…」と思いますし、診させていただいた感じは結構悪化させてしまっている感が否めない状態でした。

この方、病院嫌いなのは別にいいのですが、調子の良い状態を保つために何かできているかと言えばそうでもないようでしたし、今までお元気に過ごされてきたことが過信になっていたように私には感じられました。

おそらく、年末に身体に違和感を自覚していた時点でその違和感を放置せずに積極的に整えていれば悪化せずに済んだんじゃないかと思います。

比較的に体調が良い=健康と思いがちですが、実のところ、身体が絶妙なバランスで何とか体調を維持している場合もありますから、今回のケースのように違和感を自覚していたのなら、すぐにでも何らかの対処をするということを心がけていただければ苦しい思いをせずに済んだかもしれません。

症状が悪化してしまうと治療に要する時間は長くなります。日ごろから身体にも余裕を持たせてあげることが良好な状態を維持するためには必要ではないでしょうか!

鍼灸治療院 和み堂 公式サイトはこちらをクリック!
  *治療のご予約・お問い合わせもHPから行なえます。

鍼灸治療院 和み堂 Facebookページはこちら♪
  *休診日のお知らせなども行なっていきます。お問い合わせメッセージなどお気軽にどうぞ!「いいね!」もよろしくお願いします。
タグ:腰痛
posted by 鍼医Kまたはハリー at 23:10| Comment(2) | TrackBack(0) | 予防と養生

2014年12月03日

寒さ対策、していますか?


ブログランキングに参加しています。お時間のある方は是非!
人気ブログランキングへ  にほんブログ村 健康ブログ 鍼灸(はり・きゅう)へ  FC2ブログランキングへ

随分と寒くなってきました。12月なので当たり前と言えば当たり前なんですが、少し暖かい日が多かったので、急激な冷え込みは身体にこたえますね。

このような状況ですから体調を崩す方も多くて、特に11月中旬以降は「ぎっくり腰」などで来院する方が増えています。
それから「冷え」と「むくみ」「皮膚乾燥」などが出ている方も多いですね。

外部からの影響ももちろんですが、身体内部の状態も相まって様々な症状をきたしている方が多いです。
「冷え」や「むくみ」、「皮膚乾燥」はいずれも血液循環が悪くなることが大きく影響しますし、大元には自律神経系のバランスの乱れなどもあります。

ご自宅でできる対策としては「半身浴」や「ストレッチ」がお勧めです。時間があまり無いという方でも5分、10分程度のストレッチを行なう時間は捻出できると思いますから特に殿部から足のストレッチを行なっていただくと下半身だけでなく全身の血行もよくなりますから行なってみてください。

あと、寒くなると就寝時にも靴下を履いている方や重ね履きをして締め付けてしまっている方を見受けます。足底からはかなりの発汗がありますから靴下を履いたまま就寝すると汗で靴下が湿って、その湿った靴下が冷やされて足を冷やしてしまうことがあり逆効果となることもあります。

同様に重ね履きで熱すぎて汗をかいてしまったり、締め付けがきつくて返って血行が悪くなっている場合もありますから注意していただきたいところです。

足の冷えが強い方はレッグウォーマーなどで脛やふくらはぎを冷やさないようにしていただいて、できれば足の屈伸運動などを定期的に行なっていただくとよいと思います。

セルフケアではなかなか状態が改善しないという方は積極的に治療されることをお勧めします。

鍼灸治療院 和み堂 公式サイトはこちらをクリック!
  *治療のご予約・お問い合わせもHPから行なえます。

鍼灸治療院 和み堂 Facebookページはこちら♪
  *休診日のお知らせなども行なっていきます。お問い合わせメッセージなどお気軽にどうぞ!「いいね!」もよろしくお願いします。
posted by 鍼医Kまたはハリー at 23:04| Comment(2) | TrackBack(0) | 予防と養生

2014年06月16日

身体の声をきちんと聴くことができればおのずと限界点は見えてくるのでは?

いろんな症状の患者さんを診させていただいていると治療した後、数時間、数日で違う症状を訴えて来院されるケースがあります。

ひとつは最も強かった症状が和らぐことで、それまで感じていなかった2番目、3番目の症状を自覚するというもの。

もうひとつは症状が軽減したことで、普段通り、または普段以上に身体に負荷をかけてしまって、症状がぶり返したり、別の部位を傷めてしまったというもの。

前者のケースは全体としては状態が良くなる方へ向いているので、あまり問題はないと思いますが、後者の方は治療後の状態を過信しているというか、身体の状態をあまり把握できていないと思われ、注意しなければなりません。

特に筋肉を傷めて痛みが出ているようなケースでは1回の治療で症状がかなり軽減したり状態によっては症状を感じなくなることがあります。

ただ、自覚症状は無くなっても、傷めた身体の組織などが元の状態になっている訳ではないので、身体の使い方には注意が必要ですし、治療者は状態の説明と注意事項をきちんと患者さんに伝えておく必要があります。

そして、長い目で見た場合には患者さん自身が自身の身体の声をよく聞き、無理をしないようにすることが大切です。

調子のよい状態を知る上でも、特に自覚症状がない段階で治療を受けていただくと、気づいていなかった身体の状態やその変化を感じることができると思います。

鍼灸治療院 和み堂 公式サイトはこちらをクリック!
  *治療のご予約・お問い合わせもHPから行なえます。

鍼灸治療院 和み堂 Facebookページはこちら♪
  *休診日のお知らせなども行なっていきます。お問い合わせメッセージなどお気軽にどうぞ!「いいね!」もよろしくお願いします。

ブログランキングに参加しています。お時間のある方は是非!

FC2ブログランキングへ  人気ブログランキングへ  にほんブログ村 健康ブログ 鍼灸(はり・きゅう)へ
posted by 鍼医Kまたはハリー at 23:37| Comment(2) | TrackBack(0) | 予防と養生