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1年ぐらい前から喘息の治療で診させて頂いている患者さんの話です。
この方は結婚を機に神戸に来られたのですが、環境の変化なども影響してか、大人になってから喘息を発症されました。
吸入や服薬もされており副作用の事を考えると何とか薬を使用せずに身体を治したい、せめて減薬したいということで来院されました。
喘息はご存知の方も多いと思いますが、発作が起きると非常に苦しく、場合によっては命の危険もあります。喘息発作とまでいかなくても呼吸が苦しかったり、咳が頻繁に出たりと症状としてはきつい病気です。
また、頻回に咳を繰り返していると、全身の筋肉にも相当な力が入りますし、そのために筋肉痛になることもあります。
そのような事もあって、喘息の治療が中心ではあったのですが、時には腰痛があったり、首や肩にも痛みが出ることもあり、適宜、身体の状態に合わせて治療を行なってきました。
治療としては基本証に合わせて全身バランスを整えつつ、呼吸を楽に行なえるように、治療を進めてきました。
経穴(ツボ)としては大椎、至陽、定喘、肺兪、膏肓などに置鍼および帰宅時には粒鍼または皮内鍼を施しました。これらのツボには一番良いのは施灸するのが望ましいのですが、直接灸となると灸痕が残りますし、それは患者さんも望んでいないということで、基本的に鍼の治療を行い、千年灸による自宅施灸をしていただいたりということを続けました。
そして、昨年の11月あたりから、治療に来られた時の身体の様子が何か違うということを私自身、感じていました。というのも1年近く診させていただいた中で、脈状がどうもそれまでとは違ったからです。基本証もそれまでとは一致しなくなってきていたということがありました。
感覚としてはだいぶ体質が変わってきたのか、それとも、単に治療日付近の体調の変化が大きかったのか、少し様子をみないとなんとも言えないかなってな感じでした。
そして、先日予約のお電話をいただいた時に、驚く報告を受けました。
なんとおめでただそうです。いやー、良かった良かった。あまり詳しくお話を聞いていた訳ではなかったのですが、将来はすでにご主人と二人の生活を想定しておられたとのことで、ご本人曰く全くの想定外の出来事だそうです。
来院時は姙娠6週目。脈状では左関上脉が旺盛になっていました。
ただ、心配が少々。それは喘息によるリスクとこの患者さんは医学的には高齢出産になるということ。
また、服薬が基本的にできないので、喘息と姙娠の継続を同時進行でケアする必要がありますので、今後は安産養生も同時に行っていく予定です。
西洋医学的には不妊治療は行なっていませんし、私も特に意識して治療していた訳ではないのですが、姙娠できたということは母体が姙娠に耐えられる身体になったということ。つまり、そのレベルまで体が回復しているとも言えます。第1ハードルは越えたということですが、油断は禁物なので、今後もしっかりサポートしたいと思います。
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