2018年07月25日

夏期大学講座 第1日目〜経絡治療における脈状診


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前エントリーの続きです。
夏期大学第1日目の午後は経絡治療学会理事 (一社)徳島県鍼灸師会副会長 他多数 おおうえ薬局治療院 院長の大上 勝行 先生による「経絡治療における脈状診」との演題の講演と実技デモでした。

大上先生には他の勉強会などでも何度かお世話になっていますが、今回もよい勉強になりました。

「脈状診」ということになるとハードルが高いということもあり、経絡治療を行なっていない先生方や経験の浅い先生にも理解しやすいよう段階的に脈診についての解説がありました。とはいえ、やはり時間が足りないように思いました。段階を踏んで継続的に講演をしていただいた方がいいかもしれません。

さて、講演の内容ですが、「経絡治療とは何か?」ということから始まりました。脈診法は診察法のひとつであって、その診察でもって何を把握したいのかということが大事になります。

経絡治療では身体に現れた症状は表面に出てきた現象と捕らえ、その原因の本質を「経絡の虚実状態」に落とし込んで、把握し、そのアンバランスを整え治癒に導いて行く治療法です。

ですから経絡治療を行なう上でまずはどの経絡に異常が出ているのかを把握する必要があります。それを行なうのが「六部定位脈診」と言われる脈診法ということになります。

更に身体の状態をもっと詳しく把握するための「祖脈診」により病位(病が体表にあるのか体内の奥にあるのかなど)や寒熱(寒による症状か熱による症状かなど)を把握します。

更に詳しく診るのが「脈状診」で、約30種類に細かく分類され、病理や病証と繋がってきます。

以上のことを踏まえ、いくつか具体的に説明をしていただきました。また実技デモにおいてもモデル患者の状態を説明していただいて、実際に治療を行なっていただきました。

脈診は鍼灸師の間でもハードルが高いと敬遠している方もいますが、段階を踏んできちんとトレーニングすれば身に付くものですから習得しておきたいものです。

脈診は問診とは違い、患者さんの主観が入らない診察法ですから身体の状態を知る上で大切な診察法ですが、指先の感覚による診察なので、きちんとトレーニングしないと術者の主観が入りますので、やはりきちんとしたところでトレーニングすることが大事だと思います。

下記に大上先生の著書をご紹介します。
よくわかる経絡治療 脈診ワークブック
図解 よくわかる経絡治療講義
よくわかる経絡治療 実践トレーニング

東洋医学の春夏秋冬―セルフケアでからだを整える
毎日5分!親子スキンタッチ健康法―赤ちゃんから10歳までの対処法


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posted by 鍼医Kまたはハリー at 23:28| Comment(0) | TrackBack(0) | 東洋医学

2018年03月21日

「誰から学ぶか」が大切! 〜 古典鍼灸臨床医学会 新規会員募集のお知らせ


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3月も下旬になって参りました。鍼師、灸師、、あん摩・マッサージ・指圧師の国家試験の合格発表もそろそろですかね?
進学する人、就職する人、いろいろだと思いますが、鍼灸の免許を取得してからが本当の勉強だと思います。
どのような業種でも常に向上心をもって、知識や技術をアップグレードしていく必要があると思いますが、そこで重要なのは「誰から学ぶのか?」ということではないでしょうか。
鍼灸業界でもいろいろな研究会やセミナーなどがありますが、自分自身の目指すところに近づくにはその道の先駆者に教わるのが一番だと思いますし、単に知識や技術だけでなく、教わる人から受けた影響で人間性を養うことにもなります。
ということで、私が所属している研究会のご案内です。(笑)
主に関西圏にお住まいの方になるかと思いますが、毎月第3金曜日に西宮で定例研究会を開催しています。経絡治療を臨床現場で行なってみたいという鍼灸師の方、ご参加お待ちしております。
お問い合わせ、入会希望の方は古典鍼灸臨床医学会のHPからご連絡ください。
または、下記の当院のHPから私にご連絡いただいても大丈夫です。

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2017年10月04日

軽いぎっくり腰?


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すっかり気温が下がってきました。気温が下がった影響ではないとは思うのですが、実は3日前から軽いぎっくり腰のような症状に見舞われておりました。
施術には支障ないというか支障のないように自己治療したり身体の動かし方に気をつけたりしています。

発症のきっかけはちょっとしたことなのですが…ゴミをすてようと少し前かがみで腕を伸ばした際にほんの少し角度が悪く身体を捻った状態になってしまい、その時に腰仙骨移行部あたりから「ギクッ」というより「グニャァ」みたいな感覚があって、その後からは「イテテッ」とまぁ、そんな感じです。

今日はほとんど寛解しているのですが、自己治療として何をしたかというと…そのひとつは関連するツボにパイオネックスを貼ることでした。

腰痛の場合でも今回のように下部に症状がある場合、足関節布巾にあるツボが効果的です。患側の「僕参」か「申脈」の圧痛のある方に治療すると効果的です。

「僕参」は踵骨の外側上部の骨際もしくは踵骨に少しかかるあたりに圧痛がよく出ていますから圧痛部位を確認して治療するとよいと思います。

ツボの位置が分かる方で腰痛が腰の下部にあるという方は試してみてくださいね!

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