2017年05月01日

糖尿病に対する鍼灸効果


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生活習慣病は様々なメディアでも取り上げられますし、国も医療費の抑制、削減ということもあって、予防に取り組むべく、あれやこれやと政策を行なっています。

生活習慣病はその名の通り生活習慣が大きく関係しますから、特に予防の段階では投薬を行なうよりも生活習慣を改めることがそもそも必要になってきます。

とはいえ、その生活習慣が簡単に変えられるなら苦労はないというものです。中には生活習慣にはかなり気をつけているのにも関わらず検査結果が芳しくないという方もいます。

ちょうどそのような患者さんが数ヶ月前から来院されています。
この患者さんは糖尿病の既往があって、投薬こそしていませんが、血糖コントロールがなかなかうまく行っていませんでした。
そして、巻き爪から歩行姿勢が崩れ、膝関節痛を発症し和み堂に来院されました。
ちょうどその頃の血糖値の指標であるHBA1cの値が7.2%でした。

普段からかなり食事には気をつけていらっしゃいますし、膝関節痛を発症するまでは出来る限り歩行し、頑張っていらっしゃいましたが、それでもなかなか数値が下がらなかったようです。

それが、この間の内科受診での検査結果はHBA1c6.5%まで数値が下がっていました。

HBA1cの値は1〜2ヶ月間の血糖値の状態の指標ですから通常は急激に下がることはないので、ドクターもビックリしていたそうです。

膝関節痛が軽減するとともに徐々に運動量も増加できたということもありますが、鍼灸治療を受けていたということ以外には特に何かしたということもなく、鍼灸治療によって内臓のバランスが整い、インスリンの分泌にも好影響があったものと思います。また、身体のバランスが整うことで、新陳代謝も向上し、筋肉の状態が改善することでより代謝が効率よく進むようになった結果だと思います。

糖尿病はよほど重度にならない限り自覚症状がありませんから、定期的に検査をして状態を把握する必要はありますが、検査をしたからといって状態が改善する訳ではありません。自己努力が大切になってくるのですが、鍼灸治療を合わせて行なっていただくことで、より状態を改善することができるかもしれません。

「糖尿病に対する治療」ということはもちろんですが、お体の状態が全体的に向上していくことで、様々な不調が改善していくと思います。

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タグ:糖尿病
posted by 鍼医Kまたはハリー at 21:03| Comment(2) | TrackBack(0) | 東洋医学

2017年04月13日

鍼灸治療の醍醐味


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鍼灸治療は様々な症状に対応できる治療法ですが、その治療効果の醍醐味を実感できた方はどれほどいるでしょうか?

ぎっくり腰や寝ちがいなどの急性の運動器疾患は短期間で改善しますし、花粉症やアトピー性皮膚炎などの慢性疾患なども改善はしていきます。

それらの症状が軽減、治癒していくことはもちろん重要なことなのですが、最も重要なのは「生き生きと元気に歳を取る」ということではないでしょうか。

1年ほど前から来院されている患者さんで、この春に定年を迎えた方がいらっしゃいます。最近は定年になっても再雇用や嘱託職員などという形で職場に残る方も多い中、多くの同僚が何らかの身体の不調や体力低下を理由に短縮勤務にしたり職場を去って行ったそうです。

しかし、その患者さんは1年前よりむしろ心身ともにお元気でフルタイムで継続勤務されるそうです。
これぞ鍼灸治療効果の醍醐味ではないでしょうか!

年齢を重ねるとともに気力、体力ともに低下してくるものですが、メンテナンスを行なっていない方は實年齢以上に気力、体力を消耗している可能性があります。その状態から本来の状態まで戻すことができれば、生活はずっと樂になるのではないかと思います。

鍼灸治療はご自身への投資だと私は思っています。投資した分だけ心身にリターンをもたらすものだと思います。

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posted by 鍼医Kまたはハリー at 15:01| Comment(2) | TrackBack(0) | 東洋医学

2017年03月27日

腰椎椎間板ヘルニアによる座骨神経痛の積極的な治療


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ここのところ、3月の割りには気温が上がらないせいか神経痛を訴えて来院される方が多いように思います。
特に腰椎椎間板ヘルニアに伴う座骨神経痛の患者さんが立て続けに来院されています。
身体が冷えると血液循環も低下していますし、筋肉もこわばり神経を刺激してしまい神経痛症状を引き起こしたり、悪化させてしまうということがあります。
治療ではそれとざっくり言うと逆のことを行えばよいということになります。
筋肉のこわばり、緊張を緩め、血液循環を促進し暖かい柔軟性のある身体へバランスシフトしていくということですね。
そのような状態へ誘導していくと、腰椎間の圧力が緩んで、飛び出したヘルニアは元に戻ろうとしますし、身体へ吸収されていって症状が出なくなります。
東洋医学では筋緊張や冷えは気血の循環不良と捕らえて、更にどの経絡(気血の循環経路)が特に阻害されているかを考え、効率よく気血の循環を改善し体を元の状態へと導いて行くという訳です。
腰椎椎間板ヘルニアの場合でも直接飛び出した髄核を刺激している訳ではないのですが、気血の循環を整えていくことで「自己治癒力」を高め、結果的にヘルニアも消失していくということになります。

手術の適応まではいかないけど、投薬治療やリハビリだけでは今ひとつ症状が改善していないという方には鍼灸を試してみる価値は十分にあると思います。

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