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8月26日(日)は兵庫県鍼灸マッサージ師会主催夏期大学講座第3日目でした。
午前は東朋病院・大久保病院 スポーツ内科の田中祐貴 先生をお迎えして「スポーツ内科を活かしたパフォーマンス向上」との演題の講演でした。
スポーツ内科というとあまり聞きなれない分野ですが、トップアスリートになればなるほどサポート体制が充実してきており、。その一分野という位置付けとなります。
スポーツ医学というと、以前では主に整形外科領域が中心にサポートがされてきましたが、現在では内科、栄養学、婦人科、薬学(アンチドーピング)、メンタル、眼科、歯科など多くの専門家が包括的にサポートをするようになっています。もちろんその中には我々鍼灸師やあん摩・マッサージ・指圧師も入ってきます。
スポーツをされている方にはトップアスリートから学校での部活動や健康増進などを目的とした一般市民まで様々な方がいらっしゃいますが、皆さんが必ずしも万全の状態で高いパフォーマンスが上げられている訳ではないというのが実情です。
その中で、スポーツ内科で代表的なスポーツ貧血について今回の講演では詳しくお話いただきました。
スポーツ内科では「トレーニング」「食事(栄養)」「休養(睡眠)」「メンタル」の4要素が大切とされていて、それぞれのバランスが重要でバランスの崩れが不調に繋がると考えるそうです。
競技をされている方はパフォーマンスの低下があると上記のトレーニングが足りないと更に激しいトレーニングをしてしまう傾向が強いそうですが、実は栄養や休養が不足しているケースも少なくなく、そのようなバランスの崩れを整えていくアドバイスや治療がスポーツ内科の重要な役割でもあるということになります。
トップアスリートであれば包括的な支援体制が整っているかもしれませんが、市民レベルではなかなかそのような環境にはないと思います。
そこで一役立てるのが我々鍼灸師です。様々な不調を訴えて来院される患者さんの中にはスポーツを行なっている方も多くいらっしゃいます。
その患者さんの不調はスポーツに起因するものかもしれませんから、外科的にも内科的にもスポーツ医学の知識を持っておくことは重要なことです。
鍼灸で対応できる部分はしっかり対応して、スポーツ内科などでの治療が必要であればそちらにバトンを繋げるといったことができるようにしておきたいものです。
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タグ:スポーツ内科