感染予防に「手洗い」「うがい」は特に励行されていると思うのですが、ここにもやはり「ほどほど」ということが言えるようです。
一週間ほど前の現代ネットの記事ですが、 人間の皮膚に存在する表皮ブドウ球菌やアクネ菌といった常在菌は、皮膚の表面にある脂肪を食べて分解し、皮膚に弱酸性の膜を作っている。この膜が肌の水分を保ったり、アレルギーの原因となるアレルゲンや病原菌の侵入を阻止しているのですが、石鹸やハンドソープで洗い過ぎると、逆効果になるという内容です。
殺菌効果がある石鹸やハンドソープは、一部の病原菌や真菌にしか効果がない。 ノロなどのウイルスのほとんどは殺せないが、必要な常在菌は殺してしまう。通常の石鹸やハンドソープは、それ自体に殺菌効果はないが、主成分である界面活性剤が常在菌を洗い流してしまう。という理由なんだそうです。
確かにその通りだと思います。以前にも話題になりましたが、抗菌便座でお尻の皮膚が被れたり、うがい薬が喉の粘膜を傷つけたり、必要な細菌を殺してしまって、逆効果になることがあるなど…。良かれと思って行なっていることが、本来の身体の防御機構を破壊し、抵抗力を低下させてしまうということがあります。
それでは、手洗いはどうすれば良いかというと、流水か40度程度のぬるま湯でゴシゴシこすらずに洗えば良いということらしいです。
まぁ、手の常在菌は抵抗力が強いらしいので、汚れ具合によっては洗剤を使用すると良いようです。
私のように仕事柄、手を消毒しなければならない方は別にして、そうでない方は洗い過ぎないようにした方が良いでしょう。何事もやり過ぎはどこかに歪を生むということですね。
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