2013年11月04日

再び変動経絡治療システム(VAMFIT)

本日は朝一番の診療だけ行なって、古典鍼灸臨床医学会の「特別研究会」に出席してきました。年に一度、鍼灸関連の講師の先生を外部からお招きしての勉強会です。

本日の講師は以前、鍼灸マッサージ師会の夏期大学講座にも来ていただいたことのある木戸 正雄 先生でした。

以前に木戸先生の講座を受講した時の様子はこちら↓
変動経絡治療システム(VAMFIT): 心身一如

本日は二回目ということもあって、前回お聞きした時よりも、すっと脳に入る感じがしました。

そして、この変動経絡治療システムをきちんと段階を踏んで理解すれば、初心者や学生さんにも、経絡を使った治療が行なえると思います。

そして、本日、思ったこととしては、治療対象となる経絡や治療穴(ツボ)が分かったとして、最終的にはやはり「指の感覚」が大事だと!

身体の至るところにある経穴は正中線上にあるもの以外は左右二つづつありますが、名前は同じ経穴でも左右ともに治療すればいいかと言われると、必ずそうでもありません。むしろバランスも考慮すれば片方に治療しなければ効果が出ない、もしくはあまり良くならないということがあります。

診断上、治療側がはっきりすれば良いのですが、必ずしもそうではありませんし、最終的に経穴の反応(変化)具合によって治療穴を決定する必要があります。その反応は指先の触覚によって読み取る必要があります。

指先の感覚も訓練次第できちんと経穴が触知できるようになりますし、また、治療者は患者さんの皮膚に触れる訳ですから、患者さんが触れられて気持ちのよい「いい手」を作るということも大切なことになります。

ということで、治療家の皆さんは手を大事にしましょう。目指すは「赤ちゃんの手」です。

ちなみに、木戸先生の著書を以下に掲載しておきますので、ご興味のある方は是非!
変動経絡検索法〈VAMFIT〉―だれでもできる経絡的治療

変動経絡治療システム VAMFIT [DVD]


天・地・人治療―鍼灸医術の根本的治療システム

素霊の一本鍼 『柳谷秘法一本鍼伝書』を現代臨床に活かす(天・地・人治療の立場から)

脈診習得法(MAM)―だれでも脈診ができるようになる



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posted by 鍼医Kまたはハリー at 22:30| Comment(0) | TrackBack(0) | 東洋医学
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