大雨や洪水の被害に遭われた方にはお見舞いを申し上げるとともに、雨のあまり降っていない地域では引き続き熱中症予防に気を付けていただきたいと思います。
さて、話は代わりますが、つい先日、 政府が全株式を持つ日本郵政グループと外資系保険大手の米アメリカンファミリー生命保険(アフラック)との業務提携の件ですが、違和感が拭いきれません。
TPPの絡みだとか、いろいろと解説を見ますが、事実上、国が全株式を保有する国営企業と外資が業務提携すること自体、どうなのかと思います。
政府はデフレ脱却に躍起になっているはずなのに、国内の企業と業務提携するならともかく、相手が外資とは…。
まぁ、外資とはいえ、そこで働く方も多くいるので、内需にも寄与しているとは言えますが、でも何か違う気がします。
外資系の保険会社が国内に流入することで、それまで無かった「がん保険」のような総合保険商品だけでなく、独立した保険商品が世に出されることで、消費者にとっては洗濯しが増えたり、保険料が安く抑えることができたりしたかもしれませんが、同時に、保険商品はどんどん複雑になり、保険料も実際のところ安いのか高いのかよく分かりません。
保険商品は以前に不払い問題が大きく取りざたされましたが、独立した専門保険商品は保証が受けられる条件がかなり細かく決められていたりするので、受けられると思っていた保証が受けられなかったなんてこともあり得ます。よほどその商品を熟知しておかないととんだトラブルに巻き込まれる可能性もあります。
それに、そもそも「癌保険」って必要なのかという問題もあります。
確かに働き盛りの若い方には将来のことを考えると「がん保険」は有用かもしれませんが、高齢になると保険料は跳ね上り、保証は薄くなるという商品が多いようですし、状態にもよりますが、高齢になると比較的に進行スピードが遅くなりますから、保険で手当てしなくても通常の健康保険の枠内で手当てできるケースも多いのではと思います。
そもそも「がん保険」で保証されるものでなければ「がん」であっても保証はない訳ですから、ある程度、お年を重ねた方は月々の保険料の支払い分を貯蓄しておければ万が一の備えになるのではと思います。
再三の告知で申し訳ありませんが、初めてご覧になる方もあると思いますので、お付き合い下さい。
さて、8月25日(日)に所属する学会主催の「経絡基礎講座」の開催が決定しましたので、そのご案内をさせていただきます。
鍼灸治療と言っても、さまざまな方法や流派が存在します。現在、すでに開業されている方、勤務されている方も自身の治療スタイルが確立しているかもしれません。
しかし、今現在の治療法で納得のいく治療が出来ている先生方はその治療法を追求していただければよいのですが、「今ひとつ治療効果が出ない」「現在の治療法よりもっと患者さんの負担が少ない方法を探している」「患者さんをもっと満足させたい」などとお思いの先生方もいらっしゃると思います。
どのような鍼灸治療を行なうかというのは、大学や専門学校などで指導に当たった先生の影響を色濃く受けていることが非常に多いですが、その指導教員の治療スタイルが必ずしも自身のそれと合致するとは限りません。
もし、今の治療スタイルにもう一手加えたい、治療スタイルを変えたいという先生方、「経絡治療」を本格的に学んではみませんか?
学校では本格的に学ぶことはないというか、ほとんど学ばない「経絡治療」の実際の基礎理論と臨床実技をこの夏に体験してみて下さい。ご自身の治療に必ずプラスになることがあるはずです。
【経絡治療基礎講座】
日時:平成25年(2013年)8月25日(日) 10:00〜16:30
会場:尼崎市総合文化センター 7階 第2会議室
会場住所:尼崎市昭和通2丁目7-16
受講料:3000円(定員30名
申し込み締め切り:平成25年8月12日(月) (定員に達し次第締切ります)
詳細情報、お問い合わせは古典鍼灸臨床医学会のHPをご覧下さい。
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