最近の若者の「車離れ」や「活字離れ」はよく聞きますが、「テレビ離れ」も徐々に増加しているそうです。私も基本的にTVはニュースをチェックするのがメインで積極的に視聴しようという番組は皆無に近い状況です。
「ニコニコ動画」を運営するニワンゴが10年に実施した調査では、平日にテレビを視る時間を問う質問で最も多かった回答が「まったく視ていない」で20.9%だった。年代別では20代の24.3%、30代の22.7%の順だったそうで、現在はもっと増加しているのではないでしょうか。
それだけTVというメディアは現在では価値の低いメディアになりつつあるということです。
ところで、TVをはじめ、ラジオや携帯電話など無線を利用するに当たって、各事業者は電波利用料というものを総務省に収めています。この電波利用料は
12年度の電波利用料収入は約715億円の見通しで、内訳は携帯電話事業者が72.3%なのに対し、放送事業者はたったの7.2%である。NHKは電波利用料を受信料に転嫁しているし、民放は企業が支払うCM料に転嫁している。つまり、電波利用料のほとんどは、携帯電話を使っている消費者が負担しているという状態なのだとか。(携帯電話には1台につき年間200円徴収されているそうです。)
放送事業者は「TV離れ」が加速しているように、特に若い世代には魅力のない存在になりつつあるにも関わらず、電波利用量の負担は低く抑えられ、その負担は「TV離れ」をしている若者の必須アイテムとも言える携帯電話料金から徴収されているということなのです。
過去を遡ればTVが果たした役割も多々あるのでしょうが、ある意味、利権というか手厚く保護された状態を現在も継続しているというのはいかがなものかと…。
社会構造はどんどん変化していく訳で、その変化に順応できなければ、いずれ淘汰されていきますし、そもそも需要がないものが存在し続けるということになれば、そこには怪しいお金の流れがあったり、不必要な負担を別の形で強いることに成りかねません。
よくも悪くも状況は変化していく中で、現行の構造では対応できないのであれば、変化するしかないでしょう。ただし、一部の人だけが得をするような変化ではいけませんけどね。
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タグ:電波利用料
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