2013年04月27日

野生とペット どっちが幸せなのか?

最近はめっきり野良犬は見かけなくなりました。野犬化すると大変ですし、野良犬はすぐに保健所に連れていかれるからかもしれません。

同じ、ペットとしてよく飼われる猫については、うちの周辺だけかもしれませんが、野良猫がやけにたくさんいます。

先日から泣き声からすると生後まもない子猫の声が家の周辺でしています。
家人が言うには親猫と子猫を3びき、見かけたと言っていました。

子猫の鳴き声を聞くと、結構激しく泣くので、わずらわしくも感じますが、同時にちゃんと生きていけるのか?と切なさも感じます。

うちで飼うことはできませんし、親猫もいることですから、きっと生きていけるのでしょうけども、前途は多難続きだろうと。

野良猫の平均寿命は4年ほどだそうですが、それに引き換え飼い猫の平均寿命は10数年で、長寿名猫だと20年近く生きるそうです。

飼い猫はおそらく去勢され、よほどひどい飼い主に当たらない限り、食事の心配はないだろうと思いますが、種族維持という本能は封印されます。野良猫は飼い猫のような制限は受けませんが、生きるために過酷な環境に身を置くことになり、平均して寿命も短くなります。

どちらが良い、悪いということは一概には言えませんが、果たして猫にとってはどちらが幸せなんだろうかと、ふと思ったりします。

人は生きていくため、生活を便利にするために科学技術を発展させてきました。そして、現在、発展途上の国や科学技術の恩恵を受けていない国々も多くありますが、先進国をはじめ、多くの国では身体への負担は減少し、寿命も延びています。

生活が便利になった反面、代償も多く、環境破壊や食糧問題も拡大してきているようですし、様々な兵器によって武力衝突などにより多くの人命が失われたり、原発や核兵器などトラブルがあった時に制御できないものまで造ってしまいました。

犬猫のみに留まらず、様々な動物が飼育され、ある意味、生態系にも影響を及ぼしているというのが現在だと思います。

良し悪しは、何とも言えないとはいえ、人間が地球上の様々なものに影響を与えているということを、きちんと認識しておく必要があると思います。世の中はすべてバランスで成り立っていると思いますし、大きな歪みは必ずどこかに影響を及ぼすのだということを忘れないようにしたいものです。

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タグ:ペット
posted by 鍼医Kまたはハリー at 22:02| Comment(2) | TrackBack(0) | ふと思ったこと
この記事へのコメント
どちらが幸せかというのは、人生と同じで、誰にも判らない命題かもしれませんね。

どちらも、違う生き方は出来ませんし‥‥
Posted by koyuri at 2013年04月28日 21:55
koyuriさん。どちらが幸せかは本人しか分かりませんし、いや、本人も分からないかもしれません。昔はそんなに気にも留めなかったのですが、年を重ねたせいでしょうかね?
Posted by 鍼医K at 2013年04月30日 21:53
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