厚生労働省は4月2日、今年の風疹の患者数の累計が、先月24日現在で昨年1年間の合計を65人上回る2418人に上った、と発表したそうですが、この数字を見て多いと思うか少ないと思うかと言われれば多いと思います。
妊娠初期の妊婦が感染すると先天性風疹症候群を発症し、生まれて来た子どもの眼や心臓に生涯を引き起こす恐れがありますし、そうでない人でも高熱が出たりと身体には大きな負担となります。
妊婦さんと接点がない人は感染して免疫を獲得しておくのもいいですが、他に影響を及ぼす可能性がある方は予防接種をしておいた方がよいと思います。
しかし、昨年に引き続き、今年も風疹の感染が広がっているのはどうしてなんでしょうね?
予防接種を受けていない世代は20代から40代までと幅がありますし、昨年、今年と急激な感染拡大には他の原因もあるんじゃないのかと…
何か根拠があるのかと問われると、これというネタを持ち合わせてはいないのですが、なんとなく変な感じがします。
とにもかくにも、他の予防接種にも言えることですが、予防接種が義務となったり、努力目標となったり、ころころと変わる中で、もちろん安全性が確保できないような代物はすぐに止める必要がありますが、たまたま、時の政策で予防接種を受けていなかったために、他のところで影響が出るというのも気の毒な話だと思います。
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妊娠したら、免疫があるかどうかを調べるのが普通ですけど、今はお金が大変だからと定期健診しない人も居るという話も聞きますし。
幸い、今の長野では公費で健診出来るので、良かったという話も聞きますが、保険が適用されないと、一度に一万円近く出て行ったのですから、妊娠を躊躇する人達が増えたのも、当然かもしれませんね。