2013年02月08日

相手を知らずして策は練れないのでは?

鍼灸は古くは中国からその技術が伝わった医術であり、伝統的な新灸術を行なう治療家にとっては中国の古典書物は重要な文献でもあります。

そんな中国ですから、できれば良好な関係を保ちたいと思うと同時に現状の中国はどこに向かっているのか理解に苦しむ部分もあります。

中国もいろいろと国内問題を抱えているようですが、国際的にもいろいろと問題が多いのは事実ですし、理不尽な言動をよくやっていると思います。

そんな中国を相手に、日本政府の対応はあまりに策がないというか、相手をしらなさすぎるんじゃないかと。

今、騒ぎになっている、射撃用レーダー照射問題にしても、日本政府と中国政府の言うことは真っ向から対立していますし、尖閣諸島問題にしても、もっと外交的にうまく処理できるんじゃないかと思ったりします。

「まともに話ても通じない」というような発言をしていた政治家などもいるようですが、だったらなおさら、単に国際社会に訴えるというだけでなく、相手を知り、何が目的であるかなどを分析した上で、駆け引きをうまくするのが外交なんじゃないかと。

現状で行けば問題は収束どころか、どんどん大きな問題へと発展していきかねない様相を呈しているように感じますし、軍事衝突などに発展すれば誰にも利はないと思います。

中国は「面子を重んじる国」であることは、多くの人が知っていることですし、相手を深く知り、戦略的に外交努力をすることが、最も利があるのではないかと思います。

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タグ:中国 外交
posted by 鍼医Kまたはハリー at 23:36| Comment(2) | TrackBack(0) | 物申す
この記事へのコメント
こうした時には、最初に外務省が抗議するというのが通例なのに、防衛省から発表という間違いをしたゆえの泥試合になってしまいましたね。

物事は順序が大事だというコトを改めて感じさせられます。
Posted by koyuri at 2013年02月09日 17:13
koyuriさん。政府も外務省も報告を受けた時点ですでに何日も経過しているという有様ですし、この国の安全保障はどうなっているのか?と心配になりますね。相手に非があることならなおさら、それを外交カードにできるぐらいでないと…
Posted by 鍼医K at 2013年02月09日 21:18
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