批判をするのは簡単ですが、現状をどのように打開し、どのような未来を具体的に構築していくか建設的な話も聞きたいものです。
本日は東日本大震災から1年8ヶ月、未だに復興スピードは上がらず、被災地では厳しい冬を迎えようとしています。
被災地の選挙区から立候補している候補者は口を揃えて復興について語りますが、予算の流用問題があったように組織の仕組みを変えないことには思うようには進まないというのが現実だと思います。
先日、発生した笹子トンネル事故についても天下り構造や民営化したことによる悪影響も言われています。
また、高度成長期に建設されたトンネルや橋梁などの老朽化が自己原因との解説をよく聞きますが、建設された場所などにより状況に違いはありますが、実は老朽化が早い段階で起こる要因があるという指摘がされています。
この本の著者はすでに他界されていますが、高度成長期の昭和40年台に建設に使用されたコンクリートは骨材不足から塩分を多く含んだままの材料が仕様されていたり、コンクリートを水増しした「シャブコン」を使用した欠陥構造物が多くあり、2010年代前半に大きな問題が発生するだろうと指摘していたようです。
この「シャブコン」や骨材の問題は阪神・淡路大震災の時にもクローズアップされていましたし、関連するような大きな事故の再にはクローズアップされてきたように思いますが、結果的に対策を取られる前に事故が発生しています。
そこにはやはり組織の構造的な問題が影響しているように思いますし、そこを変えて行かなければ、過去のツケが国民生活を脅かすことになると思います。
また、同時に現在進行形でツケを将来に回すような制作は止めにしないと、手の付けられないような状況に陥ってしまうんじゃないかと危惧します。
そういうことも念頭において、選挙に行きたいと思います。
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