いずれにしても、カフェインと睡眠時無呼吸症候群との関係については研究されて来なかったらしいのですが、この度、米ジョンズホプキンス大学のR. Nisha Aurora氏らは、カフェイン入り炭酸飲料の摂取と睡眠呼吸障害との間に独立した関係が見られると、米医学誌
「Chest」に発表したそうです。
この研究発表によると、カフェインを含んでいるものとして真っ先に脳裏に浮かぶコーヒーや紅茶では睡眠時無呼吸症候群との関係は認められなかったものの、カフェイン入り炭酸飲料では睡眠時の呼吸障害の重症度に関係が認められたそうです。
特に、女性では重症度が高い人ほどカフェイン入り炭酸飲料の摂取が多く、男性では重症の人のみ相関関係があったようです。
コーヒーや紅茶では影響が無かったことを考えると炭酸飲料が加わることで影響が出るということになりますが、男性ではその影響が少ないことや、調査対象者の体格なども分からないので、なんとも判断しにくいですが、ひとつ言えることは大量摂取になるとよろしくないということでしょうか。特に女性は気をつけた方が良いということですね。
この調査は米国での調査なので、摂取量がどのぐらいか、恒常的な摂取量は日本人より多いと思われますので、日本人にどの程度当てはまるかは不明です。
それに、カフェイン入り炭酸飲料は相対的に甘いですから、飲みすぎはペットボトル症候群のような状態にもならないとは限りませんしほどほどにしておくことがいいんじゃないでしょうか。
鍼灸治療院 和み堂 公式サイトはこちら!
ブログランキングに参加しています。応援クリック よろしくお願い致します。



カフェインよりは、寝る前のホットミルクの方が効果的です。