眼にかかる負担から首や肩こり、頭痛やめまいさらには自律神経系に影響をきたし、内臓や精神面にも影響が及んでいる場合もあります。
眼の疲労を取ることは重要になってくるのですが、42度のシャワーで目の周囲を温めると一時的に視力が良くなり、目の疲労回復にも効果があるという研究発表は参考になると思います。
疲労回復には血流が重要で、血流が促進されれば疲労物質も代謝されやすくなります。また、この研究では32度のシャワーでは効果がいまひとつだったようで、熱刺激が重要なファクターであるという風に結論付けています。
熱刺激も重要ですが、単に暖めるだけよりもシャワーを当てた方が効果が良かったということで、マッサージ効果云々というより、水があるかないかということがポイントだと私は思います。
人間の身体には多くの水分が含まれていますし、血液も多くの水分を含んでいます。つまりは人間の身体は水分抜きには語れないという訳です。
同じ暖めるにしても、水分を含んだ熱、湿熱と言ったりしますが、こちらの方が身体に親和性が高いのだと思います。
42度のシャワーとなると、この時期だと、結構な熱さだと思いますし、シャワーを当てる際には気をつけないといけませんし、入浴の際はシャワーも可能ですが、日中はそうもいきません。
となると、日中、手っ取り早くできる対策はというと蒸しタオルがいいでしょう。職場の給湯室に電子レンジがあれば軽く絞ったタオルを1分ほどチンすれば蒸しタオルの出来上がりです。
そのような環境に無い方は眼の周囲や頭の眼の真裏から首と頭の境目付近や頭皮全体を軽く指でマッサージというか指圧をするようにすると暖めるほどの効果はないかもしれませんが、疲労を取る助けにはなります。
とにかく、基本的には血流がスムーズであれば身体を整えるにはプラスになるということですね。
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タグ:眼精疲労
何もナクても、自分で目の周囲を揉みほぐすだけで快調になるのですから、目の体操などと合わせてやるとイイでしょうね。