私は視力の関係から、もぐさを直に施灸する直接灸は安全性の問題から行ないませんが、温灸や旋撚灸を用いての灸施術は行ないます。
皆さんの中にも鍼灸院で灸施術を受けたことはないけども、せんねん灸なら自宅で行なったことがあるという方もいるかもしれません。
そう、せんねん灸は市販されていますので、灸治療を行なおうと思えば、自宅でもできます。ただ、灸を据える部位はツボということになるので、正確なツボの位置に据えれるかそうでないかで効果にも差は出てきますし、症状によってはツボをきちんと選択する必要があります。
自宅で灸を据える場合でも、灸を据えるツボには鍼灸院で灸点をつけてもらった方が良いです。おそらく、お近くの鍼灸院で、「灸点を下ろして欲しい」と言えば、少しの費用でしてもらえると思います。
ところで、なぜ、今日は灸の話をしたかというと、この間、治療院で使う灸の在庫が少なくなってきたので、新たに買い足そうと思って、いろいろと探していたところ下記のようなものを発見しました。
実際に購入してみました。
1000個入りなので、たくさん使用する方には経済的です。
形はせんねん灸と同様に台座がついているのですが、一般的に販売されているせんねん灸より台座が一回り小さくて、紙で筒状にもぐさが入っている部分は少し太く、短めです。なので、せんねん灸用の点火器では着火できませんでした。というか入りませんでした。
燃焼させてみたところ、一般に市販されているせんねん灸よりもいい香りがしました。高級もぐさなるものがありますが、そちらに香りは近い感じです。
あとアマゾンの、レビューにも書いてあったのですが、一般のせんねん灸より、熱いです。台座が少し薄く、小さいことと、もぐさが太いことが要因と思われます。灸になれた方ならともかく、市販のせんねん灸しか行なったことがない方は、灸の熱感を感じたらすぐに取り外してください。火傷になる可能性があります。ちなみに、私は燃焼温度がどのぐらいか試しておきたかったので、付属の温灸シールも貼らずに、最後まで燃焼させたら、水ぶくれになりました。(^^ゞ
ということで、灸を自宅で行なってみようと思う方は、灸点を鍼灸院で付けてもらうなどして、毎日、継続して行なっていただくと予防や養生にもなります。くれぐれも火傷には注意しないといけませんが…。
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やはり、何でも餅は餅屋というコトかもしれません。