昨日、今日とかなりの猛暑で、風もあまり吹いていなくて、厳しい暑さでした。
関西電力の「でんき予報」を見ると、電力需給率は80%台前半で安定しているようです。
多くの方の節電の協力があっての数値だと思いますが、逆に言えば、家庭では健康を害さない程度に節電に励めば電力は足りるということではないでしょうか。今ぐらいから8月半ばぐらいまでがもっとも暑さが厳しい時期ですから、この時期に電力に余裕があるということは大飯原発を再起動しなくても大丈夫だったんじゃないかと思えてなりません。
特に問題が発生せずに夏が過ぎ、電力需給も逼迫しなかったとしても、後でいろいろと言い訳なり説明はできるのでしょうけども、信頼感は回復しないだろうと思います。
電力に関しては、供給力なども毎日変化しますし、需要も変化しますから、きっちりした細かい数字は算出できないかもしれませんが、客観的に数値で現実的な判断をする必要があると思います。
ちょっと、話がそれますが、 「『三丁目の夕日』の時代は、今日より明日がよくなると皆思っていた。そういう時代をつくりたい」と野田佳彦首相は参院消費増税関連特別委員会で、映画「ALWAYS 三丁目の夕日」を引き合いに、自らが理想とする時代について力説した(朝日新聞デジタル)そうですが、理想を語るのもいいですが、現実から目をそらした具体性の欠けるビジョンでは物事は進んでいかないと思います。
それに、理想とする時代背景と現在の状況はあまりにも違い過ぎると思いますし、現実を見据えた理想でなければ、ただの夢物語で、それに右往左往するような政治では国民の生活は守れないと思います。
電力問題も政治も現実は客観的なデータで判断しないといけないことは多いと思います。
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もし、何かあったら東電は将来の我が身という思考にナラナイのが不思議です。