2012年05月23日

忠告は自身のことと思って聞かないと…


最近、患者さんに網膜剥離になったという話を立て続けに伺いました。

お一人は50歳代、また違う方は60歳代です。いずれの方も原因は不明です。

という私も原因不明により視覚に障害を負っているのですが、眼の状態としては網膜裂孔から網膜剥離となったのでした。

網膜剥離はボクサーなどのように反復する強い外力がかかることで発症するものもありますが、そうでないものもかなりの割合であります。

で、好発年齢としては20歳前後と60歳前後にピークがあります。

網膜が影響を受けた病気はたくさんあります。緑内障や糖尿病性網膜症、網膜色素変性症などはよく知られていると思います。

原因不明で発症してしまうこともあるので、多くの人が発症する可能性があります。
ですから、なるべく眼をいたわるような生活をして欲しいと、視力を失った者としては思うのですが、先日の金環日食の際にあれだけ注意喚起されていたにも関わらず、専用でないサングラスで観察した人や、専用グラスの使い方を誤り直接太陽を見た人などがあり眼科受診していたという報告がありました。

おそらく、眼科受診した人の中には金環日食を見たと申告していない人もいるでしょうから実数はもっと多いのかもしれません。

身体に関することは特に、多くの専門家などが警鐘をならしている場合にはリスクが多いと判断できる訳ですし、すべての情報を鵜呑みにしてはいけないとは思いますが、少なくとも、注意喚起されていることは他人事ではなく、ご自身のことだと思って耳を傾けて欲しいと思います。

現在のところ、眼は交換部品はありません。眼だけではありませんが、交換できないからだのパーツを長期間に渡って使用しながら生きていくので、ひとつひとつを大事にしたいものです。


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posted by 鍼医Kまたはハリー at 22:45| Comment(2) | TrackBack(0) | 物申す
この記事へのコメント
老化は目からと言われますが、本当にそうです。

目の次は歯とも言われてますし‥‥

何事も備えてもダメな場合もありますが、やはり備えた方が憂いは少なくなると思います。
Posted by koyuri at 2012年05月24日 22:45
koyuriさん。100%の予防はできないにしても、気を配っておくのとそうでないのとでは雲泥の差でしょうしね。
Posted by 鍼医K at 2012年05月25日 20:22
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