音声認識で操作できれば確かに便利ですし、身体が不自由な方も助かると思いますが、私的にはそこまで便利になって大丈夫か?とも思います。
私事で言えば、かなり旧式のエレベーターなら操作ボタン付近に点字がないということもあって、そのような場合は困ってしまうのですが、それほど古いものでなければたいていは操作ボタンの横に点字が着いています。まぁ、いたずらなんかでガムがついていたり、何か虫などがついていても分からないので、音声認識で触れずに操作できることはいいのですが、現状で点字さえついていれば操作事態は可能なので、音声認識による操作はできなくても、そう困らないかと。
まぁ、点字を触ることもあまり無くなっていますから、私のような途中失明などで視力に障害を持った者にとっては点字も触れないとだんだんと忘却の彼方へ行ってしまわないとも言えませんので。(^^ゞ
それに、本日も新東名高速で84歳の男性が逆走したというニュースもありました。車にしても今のようにオートマチック車がほとんどで、操作事態はとても易しくなっていますから、お年を重ねても運転できる反面、本来なら運転技術も低下し、安全に運転できるかと言われると疑わしい状態であったとしても、自主的に運転しないという選択をしない限りは運転できてしまうということになってしまいます。
長寿社会なので、身体的な衰えは否めませんから、サポートするという面では技術の発達はすばらしいことで必要ではあるのでしょうけど、ある程度はハードルを残しておいた方が、身体機能の低下を防止する上でも必要なことなんじゃないかと思います。
人間の身体は合理的にできていますから、使わない機能は低下してしまいます。そういう意味では少し不便を感じるぐらいがちょうど良いのかもしれません。
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やはり、ある程度は自力で何でも出来る努力は必要だと思います。