2012年05月10日

問われる資質

鍼灸、あんま・マッサージ・指圧業界に関係するニュースは気をつけてチェックしているのですが、関係しそうなしなさそうなニュースも飛び込んで来ます。(^^ゞ

米 俳優のジョン・トラボルタさんに性的行為を強要されたとして施術を行ったマッサージ師が訴えを起こしているらしく、さらに違うマッサージ師からも訴えを起こされ、どうやら同一弁護士による訴訟だとか…

マッサージ師が施術を行ったという日にトラボルタさんは別の所にいたことが明らかのようなので、悪意のある訴訟を訴えを起こした側の弁護士が行っているという見方が濃厚のようです。

訴訟大国と言われる米国ですから、いろんな訴訟があって、どうしてそれが訴訟になるのかと理解できないような内容もありますし、また請求している賠償額の大きさにもびっくりさせられます。

今回の訴訟も200万ドル(約1億6000万円)の賠償を求めているといいますから、ほんとびっくりです。

一口にマッサージと言ってもいろいろとあります。国内でも違法行為と言えるものもあれば、正当なものもあります。

そして、基本的に一対一で施術を行うことが多いですから、その空間と時間を共有する人が当事者しかいないということもあります。

そういう意味では施術をする方も受ける側も、例え初対面だったとしてもある程度信頼関係が築けないとトラブルの元になります。改めて気をつけねばと思いました。

それと、米国はちょっと特殊なのかもしれませんが、弁護士の資質も問われる事なんじゃないかと思います。弁護士の力量が判決に大きな影響を及ぼし過ぎてしまうと、法による裁きに公平性がなくなってしまいます。

公平な裁きと言えば国内でもちょっと理解しがたいこともありますし、弁護士の不祥事も最近多いようです。

社会構造もどんどんと変化していますし、現在はいろいろと過渡期なのかもしれません。いろんな分野でひずみが生じているんだと思います。今後は適応力が問われる時代がしばらく続くのではと思います。


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posted by 鍼医Kまたはハリー at 20:25| Comment(2) | TrackBack(0) | ふと思ったこと
この記事へのコメント
おそらく日本も将来的には、訴訟社会になると思います。

その覚悟はしておかないと、巻き込まれてしまう可能性もゼロではナイしょうしね‥‥
Posted by koyuri at 2012年05月11日 22:59
koyuriさん。確かに、訴えられる可能性は誰にもありますね。万が一に備えてということになると、保険会社が儲かるという図式ですかね…
Posted by 鍼医K at 2012年05月12日 20:34
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