さて、5月もGWが終わると学校行事などで宿泊行事があったりします。宿泊となると気になるのが「おねしょ」です。
和み堂にも夜尿症の治療に訪れる方は多いです。
年齢もさまざまですが、小学4、5年生ぐらいまでの子どもさんが多いです。
膀胱など泌尿器系に器質的な疾患がない方が基本的に治療対象となります。
夜尿症にはいろいろと要因はありますが、鍼灸治療では全身のバランスを整え、泌尿器系の機能を強化していくような感じになります。
で、参考になるというか裏づけになるというか、そういう記事が出てました。↓
夜中にトイレに起きずに済むのは、尿をためるぼうこうの容量を体内時計が制御しているためだと、京都大などのチームが突き止めた。
膀胱の容量を変化させるたんぱく質の量を時計遺伝子が制御しているであろうことがわかったということで、生活リズムを整えることで体内のバイオリズムの調整にもなりますし、全身の身体のバランスを整えることが効果的であると言えます。
全身のバランスを整え、生活リズムを整え、それに加え心理的な不安などを取り除いていけばより効果的な治療となると思います。
「おねしょ」の場合、朝起きた時に「おねしょをしていたら…」という不安や寝ることや起きることに恐怖を覚えてしまうと睡眠の質も低下しますし、東洋医学では恐れは五臓の腎との関わりも深いですから、泌尿器系に影響がでやすいとも言えます。
心理的な部分も含めてトータルで治療していくことが一番です。
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鍼でリラックスして、深く眠れる様になるという効果もあるかもしれませんね。