2012年04月30日

小さく産むのもほどほどに…

GWに入って、早々に大きな交通事故のニュースが飛び込んできましたが、バス事業者を巡る諸問題は以前にも規制緩和の影響により過酷な労働環境を強いられていることは指摘されていたことで、今まで改善されてこなかったことが、このような大事故に結びついてしまったとも言えます。

社会環境は常に変化しますが、規制緩和によって変化を余儀なくされた業界では諸問題が発覚した時点で迅速な対応が必要だったのだと思います。

さて、社会環境と言えば、少子高齢化が叫ばれてから出生率についてはいろいろと論じられることも多いのですが、新生児の体重についてこんな記事が出ていました。

新生児の体重、減少の一途 30年で250グラム軽く(朝日新聞デジタル)

「小さく産んで大きく育てる」なんて流行のように言われたり、妊娠中毒症のリスク軽減のためにも妊婦さんの体重管理が厳しく言われていたりした影響もあったと思います。

また、妊婦さんになる人たちの体型の変化なども影響しているのだと思います。

最近は、出生時に小さな子は大人になってから肥満など生活習慣病になるる傾向が高いという研究発表があるという話はこの部ログでも取り上げたことがありますし、過度な妊婦さんの体重管理も徐々に緩和されているようです。

社会情勢の変化や流行などさまざまな要因が関与しますが、人間という生命体としての本質はそんなに変化していないと思いますし、長く継承されてきた知恵や知識、経験を大事にした上で、新たな情報を取り入れていくというスタンスがベターだと思います。

ここまでお読みいただき、ありがとうございます。
よろしければポチッとお願いします。
FC2ブログランキングへ  人気ブログランキングへ  にほんブログ村 健康ブログ 鍼灸(はり・きゅう)へ

鍼灸治療院 和み堂 公式サイトはこちら!


posted by 鍼医Kまたはハリー at 19:54| Comment(2) | TrackBack(0) | 思考のヒント
この記事へのコメント
子供は断然産む時は大変でも、大きく生まれた方が育てるに楽です。

お腹の中でしっかり機能をさせておけば、丈夫ですしね。
Posted by koyuri at 2012年04月30日 22:35
koyuriさん。胎児の時はある意味、保護されている訳ですし、その時にしっかりと成長しておけると後が楽なんだと思いますね。母体を守るということではあまり大き過ぎるのも困りますけど…
Posted by 鍼医K at 2012年04月30日 23:11
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。
この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/55596978
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
※言及リンクのないトラックバックは受信されません。

この記事へのトラックバック