毒性や感染力が強い新型インフルエンザの対策を定めた特別措置法案が参院内閣委員会で可決されたそうです。
過去の経験から成立が急がれたということが背景にあるのでしょうけども、西日本新聞には「審議があっさりしすぎだ」という記事があるぐらいですから、審議不十分の内に可決された化膿性があるということでしょう。
法案によると新型インフルエンザの流行が確認されるような緊急事態には行政が特定の施設の使用制限や催し物の中止などが可能となるようですが、その緊急事態の解除条件などの記載がないらしく、国民生活に大きな負担を強いるだけでなく害になることもあり得るとか…
現状でもある程度、行政の権限があるはずですが、この法案は権限強化になるだけで、大事なところが抜け落ちているような感じですし、果たして意味があるのか無いのか微妙な気がします。
審議時間も短いようですし、緊急事態の場合の国民への影響の大きさを考えた時にそんな短い審議しかしていなくて大丈夫なのか心配になりますし、問題意識を持って審議されているのか疑問にも思います。
審議時間ばかりが長くて内容が無いというのも困りますが、もうちょっとしっかりした審議がされるようでないと悪法がどんどん増えてしまうんじゃないかとさえ思います。
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タグ:新型インフルエンザ