これは文化などとはちょっと違うのかもしれませんが…
香川県が展開している「うどん県」キャンペーンに合わせ、JR四国は29日から高松駅(高松市)の愛称を「さぬきうどん駅」にすると、発表した。
愛称なのであまり影響はないのかもしれませんが、話題性とか集客とかそういうものが先行してしまって、情緒がないように感じます。
それから、こちらは実現するともっと影響が大きくなると予想されます。
財政難に苦しむ大阪府泉佐野市で、市の命名権(ネーミングライツ)を売って歳入を確保する案が浮上しているそうです。
広告媒体として活用してもらって、市の財政の助けとなるということで、アイデアは面白いかもしれませんが、公共性を考えた場合には違和感を感じる人も多いんじゃないでしょうか。
それに、市バスなどもそうなのですが、ラッピング広告をしているものなどは、趣がないというか…
広告は目に付かないと意味がないのですが、周辺の環境やその土地柄、文化などと乖離してしまっては見た目も煩雑でどことなく落ち着きません。
歴史的建造物が各地に残っていますが、今の広告だらけの建物などは残っていかないんだろうと思いますし、そこには文化や歴史は刻まれていかないのだと思います。
そういう時代だと言ってしまえばそれまでですが、その土地や名称にはその時代にその地で生きた人々の痕跡が残っていたりすると思うので、もうちょっと情緒や文化が残っていてもいいんじゃないかと思います。
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