橋下大阪市長が出演して述べていたことです。生活保護制度についての言及で現在は需給業務と認定業務などが国と地方でばらばらになっていて、それぞれが責任のなすり合いをしていると。きちんと責任を取る仕組みに変えなければならないと言っていました。不正受給の問題にも警察OBを配置したり警察OBで作る組織で対処するとか…
「きちんと責任を取る仕組み」を作ることは大切というか本来は当たり前のことだと思いますが、現実にはそうなっていないということ。行政機関もいろいろありますが、最終的に責任の所在をあいまいにしているところが多いというのは現状でしょう。
政治を見てもそうですが、総理を辞めたら議員を辞めると言っていた人がそのまま議員を続け、なんだかよく分からない役職に就いていたりするぐらいですから…
なんでもかんでも個人で責任を取らなければならないということではないのですが、少なくとも担当した事柄については責任の所在が明確になることで身も引き締まるでしょうし、組織が責任をきちんと負うか立ちであれば組織ぐるみの不正などは減少するかもしれません。
組織全体で「臭いものには蓋をしろ」的なことになる可能性もありますが、そのあたりは仕組みの運用次第とも言えます。
責任はまっとうにやっていれば何もビビることもないでしょうし、やましいことがあったり自信がなかったりすると責任は重くのしかかるでしょうから、その場合はその原因を取り除く努力をすれば良いんじゃないかと思います。
それはともかく、府知事時代に随分と大阪府の借金が増えたそうですが、橋下さんはそのあたりはどう考えているんでしょうね?
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