2011年11月23日

塩分摂取は必ずしも悪ではない

患者さんには何事もバランスが大事なんだといつも力説しているのですが、どうもメディアに刷り込まれた情報は片寄っているので、なかなか腑に落ちないという方もいます。

少し前ですが、「NIKKEI いきいき健康」に 食塩の摂取を控えることにより血圧が降下する一方、コレステロールやトリグリセリド(中性脂肪)、その他の心疾患のリスクファクター(危険因子)が増大することが新しい研究により示され、医学誌に掲載された
ということで、単一の何かが突出すれば見方を変えればヨロシクない結果となる可能性があることを知らせる機会になったかもと思いました。

もちろん過剰な塩分摂取はリスクを増大させますし、気を付けないといけないのですが、何かを制限したりそれだけを摂取して健康を手に入れるということは極めて困難であって、それぞれの物質は相互に何らかの関わりをもって存在している訳で、やはりバランスが重要ということだと思います。

情報過多の時代ですから、情報もバランスよく得なければ誤った方へ誘導されてしまうかもしれません。バランス感覚を養っておくことが必要な時代なんでしょうね。


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タグ:塩分
posted by 鍼医Kまたはハリー at 22:11| Comment(4) | TrackBack(0) | 医療
この記事へのコメント
以前から、汗をかく仕事に従事する人と、そうでない人との摂取量も違うと言われてましたし、自分のライフスタイルなどを加味して、適量を決めないと、逆に不健康になってしまいますね。
Posted by koyuri at 2011年11月24日 23:29
やっぱりバランスですよね。
Posted by 横山伸行 at 2011年11月25日 21:29
koyuriさん。適切な量は個人個人で違いますし、推奨量は参考にしても絶対ではないですしね。
Posted by 鍼医K at 2011年11月25日 22:10
横山伸行さん。バランスを欠いては良いものも悪くなると思います。
Posted by 鍼医K at 2011年11月25日 22:12
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