2011年10月20日

お世話になった養成施設で講演を行ってきました。

本日は和み堂は休診日。ちなみに明日も学会出席のため休診します。

で、休診日ですが、ご縁あってというか引き寄せなのかは分かりませんが、私が鍼師、灸師、あん摩・マッサージ・指圧師の勉強するためにお世話になった神戸視力障害センターに来春、卒業予定の生徒さんを対象にした進路指導講座の講師として招かれ、講演を行ってきました。

私なんぞはまだまだよちよち歩きのひよっこですから、私なんかでいいのか?とか思いましたが、卒業生の生身の声というか、実際に経験したリアルの話の方がこれから社会に出て行く方にとっては有意義ということをおっしゃってましたので、お引き受けすることにしました。

とはいえ、自分自身が経験したり勉強したことしかお話することはできませんし、治療家として経営者としてノウハウは書籍からも得られますが、個々の状況からあまりにもかけ離れた内容では意味がないですので、同じ視力に障害を持った者としてお伝えできる限りの話をさせていただきました。

まぁ、限られた時間の中での話なので、伝えたい内容すべてを網羅することは出来ませんが、ひとつでもふたつでも何か参考になる内容があったならば幸いに思います。

視力障害というのは、比較的に視力の残っている弱視の方ならまだしも、全盲に近づけば近づくほど社会生活は大変になります。

先天の方と中途で障害を負ったかによっても全然状況は違ってきます。

視力に障害を持った状態で治療院を経営していくには健常者にはない不便さもありますし、工夫や協力を得ることも必要となってきます。

ある意味、とてもニッチな状況と言えるのですが、私の話が先に社会へ出た者としてこれから社会へ再び飛び立とうとしている方へのエールとなれば嬉しく思います。


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posted by 鍼医Kまたはハリー at 21:40| Comment(2) | TrackBack(0) | 視覚障害
この記事へのコメント
何事によらず、先達の教えというのは、将来に対してのビジョンを得るのに、とても大事だと思います。

ともあれ、今みたいな不況の時代から早く脱却して、新人の方々がより良い職場環境で働けるコトを祈ってます。
Posted by koyuri at 2011年10月20日 22:32
koyuriさん。ほんとそう思います。社会に出ていく方に希望のもてる世の中になって欲しいですね。
Posted by 鍼医K at 2011年10月20日 22:50
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