クレジット大手セディナで最大15万8千人分の個人情報が流出したというのは今日のニュース。
少し前からだとasahi.comだけで
アフラック、顧客情報1万2千人分流出 代理店が関与か(8/12)
アメリカンホーム保険、3718件分の顧客情報流出(8/15)
メットライフアリコなど3社も情報流出 計1万2千件(8/15)
というニュースもありました。
個人情報の管理に関しては各社ともに規定を定めて、その規定に沿って運用すると宣言している割には実際にはニュースの通りの有様。
どんなに強固な漏洩防止策を講じたとしても完璧はないのは世の常だとは思いますが、対策や組織や業務の仕組み自体に脆弱性があるように感じてしまうのは私だけではないと思います。
組織や業務のあり方も変化していって、アウトソーシングは当たり前のように行われていますし、複数の代理店という名の下請業者によって情報が共有されている状況で、そこでその情報に触れる人間全員に厳格な情報管理がきちんと行われるかと言えば、危ういと思います。
現在は雇用携帯も非正規雇用も増加していますし、短期契約の雇用などもある中で、組織に対する責任感などは薄れつつあるんじゃないかとも思いますし、そんな中で、規則に忠実でいられる人ばかりではないと思います。
この手の個人情報の流出問題は不正使用されていないから大丈夫ということではなく、組織体制がすでに危うい状況かもしれないということを示唆しているんじゃないかと思います。
先進国では景気低迷が続き、企業は生き残りをかけてというか上層部の利益確保のためにあの手この手を尽くしているのだろうと思いますが、真剣に方向性を考え直さないと大変なことになるんじゃないかと心配になります。
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