そのせいなのか一日の治療を終えて、ほっと一息するととたんにどっと疲労感が襲ってくることがあります。年々、歳を重ねているということは誰しも同じなんですが、結構、身体の変化が大きい世代なんでしょうかね?
身体のメンテをこまめに行っておかないといけないなぁと実感している次第です。
ところで、原発事故関連の話題が多いんですが、内部被曝した食肉の問題で、暫定基準値を超えた分に関しては国が買い取って東電に賠償を求める方針だとか…
各産地でも全頭検査をするなどして安全性の確認や風評被害に対応しようとしているところなんでしょうけども、なかなか安心できない状況であることは変わりないと思います。
それに食肉に関して今は注目を集めている訳ですが、放射性物質は何も飼料にだけ降り注いだのではないですし、周辺の土壌に風の影響なので、ばらつきはあるにしても、周辺に降り注いだことを考えると、野菜や魚介類ももちろんですし、建物やそこに生きる動植物も被曝しているということになります。
食品安全委は生涯累積線量を100ミリシーベルトで厚労省に答申したようですが、人生80年で計算すると年間1.25ミリシーベルトで、現在の暫定基準値を見直さなければならないであろうということのようです。
そういうことも踏まえると、国が「直ちに健康に影響の出るレベルではない」と言っていたことも、怪しくなってくると思いますし、現在、基準値以下であるから流通しているものについてもリスクがもっと大きくなるかもしれません。
原発の事故が発生して政府や東電の対応がもっと早く、情報を隠蔽したりせずに状況判断をきちんとできていれば、もっと被害は少ない範囲で済んだのかもしれませんが、いまさら、そのようなことを言っても仕方ありません。
現在の状況を踏まえて、できる限りのことをするしかないんですが、個人レベルで自身の身を守るためにできることはなんだろうか?と考えた時に、体調を万全にしておくことが一番の予防と防禦なのかもしれないと思います。
食品にしても、安全が確認されたものを摂取できればそれに越したことはないんですが、細かいところまで見て行くと、絶対的な安全ということはあり得ないですし、全員が安全なものしか消費しない、少しでもリスクのあるものは除外するなんてことをすれば食糧の絶対数も足りなくなるでしょう。
将来的な影響がどれほど出てくるかは分かりませんが、悪影響はできる限り少なく、そして、対応できる身体を維持するしかないのかもしれません。
という訳で、ここから私が所属する学会が企画した講習会のご案内です。
限られた時間ですが、脈診や腹診など東洋医学の診察法に興味がある、一旦はあきらめたが、もう一度学習してみたい、難しいと思って敬遠していたなどなど、ちょっとでもご興味があればご一報くださればと思います。
ご案内については古典鍼灸臨床医学会のHPに掲載しています。こちらも合わせてご覧いただければと思います。
「初心者の為の経絡治療講習会」
講習会内容:
古典鍼灸臨床医学会の講師による経絡治療・脉診・腹診等の講義 及び少人数グループに分かれての脉診・腹診・取穴・補瀉・経絡治療全般についてベテラン講師が直接指導致します。
受講料: 3,000円(先着70名、7月31日締切り)
日時: 平成23年8月7日(日) 10:00〜16:00
場所: 神戸市勤労会館
住所: 神戸市中央区雲井通5丁目1−2
電話: 078−232−1881
神戸市勤労会館の詳細はこちらをご覧下さい。
神戸市勤労会館の地図はこちら(google map)
申込先: 代表者 梅木茂樹 (078)976−4911
申込専用アドレス: info@kotensinkyuu.com
主催: 古典鍼灸臨床医学会 30周年実行委員会
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