2011年06月10日

原発事故から浮かび上がる組織構造の問題点


原発事故 残留汚染の危険性

中部大学の武田邦彦  氏の著書ですが、録音と書になっていたので、ちょっと読んでみました。いや、正確にはまだ読み切ってはいません、もうちょっと残ってます…(^_^;)

武田氏は原子力の専門家として原発の建設や研究に携わった経験から、原発行政の裏側を語っています。

武田氏は原発推進派ですが、原発推進と言っても安全な原発を推進しているということで、原発の危険性を踏まえた上で、安全ということを重要視しているのですが、この国の原発に関わる行政の在り方には問題が多々あり、そこに福島原発事故の原因があるとしています。

一般的には原発についてはあまり知られていない部分で、この著書の内容をみると相当に恐ろしい実態が分かります。
この国の組織の問題点を明らかにしているのではないかと思いました。

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posted by 鍼医Kまたはハリー at 20:32| Comment(2) | TrackBack(0) | 本の紹介
この記事へのコメント
「安全な原発」というのが存在するかどうか‥‥福島電発に勤めていた拉致被害者家族会の事務長だった蓮池さんが、本当に安全を目指すのであれば、株式会社では無理なので、国営以外はコスト計算のタメに、リスクの可能性を無理やりゼロとして考えなくしてしまうとTVで言ってました。
Posted by koyuri at 2011年06月10日 21:50
koyuriさん。安全な原発はないと思いますが、今回の事故は人災と言えるでしょうし、日本の組織構造は総合的な視点が欠けているんだと実感しました。
Posted by 鍼医K at 2011年06月11日 06:40
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