健康保険と行っても、一版の病院での健康保険とはちょっと違っていて、診療報酬は療養費という形で支給されます。その療養費を診療報酬として支給されるのは鍼灸、あん摩・マッサージ・指圧施術や柔道整復師の接骨院等となります。
なので、大阪府の柔道整復師が類型数千万円に登る不正請求をしていたというニュースは残念です。
ここのところ、療養費の支給に関して、このような不正請求が摘発されるなどで、正規の請求であっても不支給となる場合があるなんて話しも聞きますし、不正があるんじゃないかという眼でチェックされると審査する人によっては不正とみなされたり、そうでなかったりなんてこともあるのかもしれません。
今回、摘発された人は読売新聞の取材に対し「正規通りの療養費を請求していては経営が成立しないのでやったが、岸和田市と和歌山市の整骨院では不正請求はしていない」と話しているらしいのですが、不正請求を行うたねにカルテを偽装したりする暇があったら別の方法で経営改善をすべきであって、それができなければ撤退するぐらいでないとそもそも経営なんてできないと思います。
接骨院での施術単価は確かに低いですが、それが故に薄利多売方式となってしまって、とにかく数をこなさないと成り立たないという理屈は分かりますが、それが嫌なら自由診療で行えばいいと思いますし、自由診療では患者さんが来ないというのであれば、その治療は、その程度の評価しか受けていないということなんだと思います。
多くの方は真面目に不正請求など行わずに経営していると思いますし、そういう方々の足を引っ張るような行為は決して行ってはいけないと思います。
医療関係の不正行為だけでなく、公的に支払が確実なところではこういう不正はつきものと言っても過言ではないですが、国家予算は無限ではないので、その予算も多顎の国債発行によって成り立っていたりしているんですから、それは未来の税収の先取りであり、将来の世代への借金なのですから、そういうことを多くの方が考えないといずれ経済破綻してしまいます。
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