WHO(世界保健機関)が発表した世界保健統計によると日本人の平均寿命は前年と同じ83歳で欧州のサンマリノと並び加盟193か国中1位を維持したそうなんですが、女性は86歳、男性は80歳なんだそうです。
平均寿命を考えると私なんぞはまだまだひよっ子なんでしょう。
毎年のことなのですが、平均寿命が発表される度に少子高齢化問題や年金問題や長寿だったとしても果たして健康な状態なのか?とかいろいろ考えてしまいます。
長寿であるということは、その国の医療水準が高いとか治安が良いとか政治が安定しているとか、そういう風にも考えられる訳ですが、日本に関しては平均寿命が伸びている理由に医療水準が高いということは言えるとは思いますが、決して生活水準が高かったり政治が安定しているということではないと思います。
国の立地上、基本的に単一民族で長らく国内での紛争などが表向きは無いだけで、安定しているようにも思えますが、医療費の問題にしても年金問題にしても決して解決されている訳ではないですし、政治も政局云々でごたごたしていますが、国民の関心がいまひとつ低いということもあるでしょうし、何か行動を起こしている人達がいてもそういうことをマスコミがあまり報じなかったりで、広く国民の知るところとなっていないということで大きな問題とまではなっていないのだと思います。
日本という国を全体で見た時に現状ではいけないと憂いている方はきっと多いはずですが、なかなかそのような思いが集結して大きな力となるということが難しいというかそうさせないような力が働いているのかもしれません。
少子高齢化問題や医療、年金問題や今の原発問題なども含めて現状の組織体制では対応できなくなっているんじゃないでしょうか?国民がそろそろ本気で立ち上がらないといけない時期になっているのかもしれないと思う今日この頃です。
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日本は先進国になったのに、どの世代でも自分を幸福だと考える人が、そんなに多くナイのではないかと思います。
「幸せに歳を重ねられる」社会にして欲しいですね。