きちんと議論されて行われた発言でもなかったようですし、パフォーマンス的な感が否めないと思っていたのですが、どうもそんな色彩が色濃いようです。
今朝のNHKの日曜討論で、仙谷副官房長官が出演し浜岡原発は危険だが、その他の原発は大きな地震にの被害を受ける確立は低く、エネルギー政策としては原発推進を堅持するというような発言をしていたようですから驚きです。
菅総理に対抗しての発言とも取れるのですが、その後総理と官房副長官は仲良く会食されたようですから、見解は一致しているのだと思います。
東京電力福島第一原発の事故は依然として収束の目処が立っていない状況を考えれば、万が一に事故が発生した場合に人間の手の負えない代物であることは明らかですし、放射性物質の及ぼす悪影響を考えれば無くしていく方向でエネルギー政策を考えなければならないと思っている国民が大半のはずだと思います。
現在、稼動している原発をすぐにすべて停止すればよいとかそういう単純な問題ではないのですが、少なくとも方向がどっちを向いているかということは重要だと思います。
ところが政府の見解として原発を推進していくというのですから、正直、理解しがたいです。
多大な被害を発生させてしまっている原発を目の当たりにしても推進していくということは国民の安全や安心よりも政府は優先するものがあるということなのかと思うと、この国の将来は本当に大丈夫かと危惧します。
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タグ:浜岡原発
キチッとした方向性を決められないのが、今の内閣の最大の悪いトコだと思います。