2011年04月23日

胆石症の鍼灸治療

この間といってもちょっと前の話ですが、胆石症の治療をしていた方の経過がよかったので報告します。

この患者さん、胆石症の自覚症状は特筆するものはありませんが、しいて言えば右背部に筋肉の張りがあって、痛みが出るというぐらいです。

もともとは風邪をこじらせてなかなか症状が改善しなかったことがあり、病院でなぜかは分かりませんが、エコー検査をしたそうで、その時に胆石が見つかったそうです。

胆石は小さいものが10個ほどあるとのことで、融解剤を2ヶ月服用するも変化がなく、手術を勧められているという状況でメールホームから相談メールをいただきました。

なんでも親類が指圧で胆石が溶けたという話を聞いて、治療は可能かどうかという問い合わせの末、治療期間がどれほどかかるかは治療してみないと分からないけどもやってみましょうということで治療を始めました。

胆石には種類があって、一番多いのがコレステロール結石です。他にビリルビンカルシウム結石や黒色結石などもあります。

詳しくは胆石 - Wikipediaをご覧いただくとして、この患者さんはコレステロール結石だろうということでした。

近年は食が欧米化して摂取カロリーが上昇したことなども起因してコレステロール結石ができてしまう方が多いらしいいのですが、私的にはストレスや眼の酷使などによって身体バランスを崩して本来ならば固まらないように出来ている胆汁が固まってしまっているのではと思います。

東洋医学では「肝胆相照らす」というように五臓の肝の機能低下が胆に波及しているとも言えます。

まぁ、そんな胆石症なんですが、結論を言えば3回の治療後に病院でエコー検査を受けてもらったところ10個あった胆石が1個に減少していました。( ^)o(^ )

治療は全身の経絡、五臓六腑のバランスを摂り、日月穴(じつげつけつ)と足臨泣穴(あしりんきゅうけつ)に円皮鍼を添付するということを繰り返しました。
いずれも少陽胆経のツボですが、効果の確認ができました。ちなみにこの患者さんは治療方針をも指し示す「証」は肝虚証でした。
ご参考にどうぞ!



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posted by 鍼医Kまたはハリー at 22:08| Comment(2) | TrackBack(0) | 東洋医学
この記事へのコメント
胆石はとても痛いらしいので、手術せずに早目に除去出来れば最高ですね。
Posted by koyuri at 2011年04月24日 23:16
koyuriさん。そうですね。疝痛発作はほんと大変ですし、胆嚢炎などになっても困りますからね。
Posted by 鍼医K at 2011年04月25日 12:43
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