濃度が低いとはいえ、放射性物質を通常よりはるかに高濃度で含んでいることには違いはないですし、生物濃縮を考えた場合にどこまで安全と言えるのか不安に思う人が多いのは当然だと思います。
海に与える影響も厳密にいえば、高度成長期の日本や現在の中国あたりでも工場廃水の問題などもありますから、今回の放射性物質を含む汚染水だけが問題では、もちろんないのですが、将来的な影響が未知であるが上に余計に心配でもあります。
ところで、4月6日は「北極の日」なのだそうですが、こちらでは関係ニュースによるとオゾン層が40%も減少しているらしいですし、 国際宇宙ステーション(ISS)に、中国が2007年に行った衛星破壊実験で発生した破片が約6キロまで接近した
と言いますし、地球の周辺もゴミだらけという状況。
地上は原発事故やら公害などで海や大気は汚れ、宇宙に出ても、そこには人工衛星などのゴミが散乱している訳です。科学技術は人の暮らしを良くするために発達してきたはずだと思いますが、少しばかり、いやかなり便利になった反面、代償は大きいのだと思います。
科学技術で地球環境などをねじ伏せるのではなく、もっと自然と共存できるようにならなければ将来の地球に人類が存在することはできないと思います。
現時点で原発は人間に負える代物でないことは明らかになったと思いますし、原発推進論者も多くいますが、そのような方は電力需要をまかなうためには原発は必要だということをおっしゃいますが、何も明日から原発をすぐに止めろということではないですし、ドイツのように国策として自然エネルギーにシフトしていくという政治判断が欲しいところです。
まっ、現政府ではそのような国策を打ち出すのは難しそうですし、まずは統一地方選のある地域の方はそのようなことも考慮して投票されるといいんじゃないでしょうか。
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そういう意味でも、やはり自然エネルギーにシフトして行くべきだと思います。