2011年03月29日

鍼灸マッサージ師にできること 組織的に活動できれば…

東日本大地震から間もなく二十日となります。被災地においても少しずつ落ち着きを取り戻していると思います。

そんな中、様々なボランティア団体や行政機関などから多くの方が被災地入りして活動を行っています。

災害発生直後は医療の分野では救急医療の範疇ですから、我々、鍼灸師やあん摩・マッサージ・指圧師の出番は少ないと言えますが、時間の経過とともに被災地で暮らす人や避難所で暮らす人、被災地入りしている医師や看護師、様々なボランティアの人々にも疲労が出たりしてきますし、慣れないところでの生活により心身にかかるストレスは相当なものとなっていると思います。

そのような心身のケアには鍼灸、マッサージがとても役に立てると思いますし、疲労除去や血行改善だけでなくリラックスや癒し効果もありますし、基礎医学をきちんと学んだ国家視覚を持つ訳ですから個人の技量差はあれども大きな病気が潜んでいないかなどのスクリーニングという点でも役に立てるんじゃないかと思います。

ところが鍼灸マッサージ師というのは医療系の国家資格を持ちながら、このような災害の発生時などには活動要請があったという話しはあまり聞きません。上にも書きましたが、救急医療という点ではあまり役に立てるとは思いませんが、鍼灸マッサージの活動範囲がすごく限定的なものと捕らえられているのか、それとも認知されていないだけなのかは分かりませんが、何かできるんじゃないかと思う次第です。

とはいえ、個々で被災地入りしたとしてもすぐに活動できる訳でもないでしょうし、普段の臨床現場では医療チームとして活動している方はあまりいませんので、医師などとも連携して活動というのはすぐにはできないと思いますが、各業界団体を通してでもよいでしょうし、組織として活動ができればよりスムーズにいけるんじゃないかと思います。

今のところ、私が調べた範囲では鍼灸マッサージ関連の業団体でアクションを起こしているような活動報告は見つけられませんので、今からでも何かアクションが起こることを期待します。

足湯とマッサージ、ボランティア30人派遣へという記事があったので、関係団体かと思って記事を見ると、まったく関係ない方々でした。

「マッサージ」の用語の使い方にはもっと注意して欲しいですけど、マッサージ師というプロがいる訳ですから、医療目的ではないにしてもその道のプロがもっと活動すべきなんじゃないかと思います。

とはいえ、鍼灸マッサージ業界は個人事業主が多いでしょうし、視力に障害を持つ方も多くいるので、なかなか業界としては動きが取りにくいのかもしれませんが、いつかそのうち、きっと…なんて思っていたらいつまでも出来ないんだと思いますので、私なりにいろいろと働きかけてみようと思います。

関わり方というのはいろいろありますし、現地に飛んで活動するもよし、日々の生活を全うするもよし、必要な物資や義援金を送るもよし、笑顔で元気でいるもよし、直接サポート、間接サポート、いろいろあります。いろんな形でどこかで必ず関わっているはずなので、いろんなアクションを起こしている人もそうでない人も、みんな偉いと思いますし、意味があると思います。

正解も不正解もないのですが、今、なにか物足りなさを感じている人がいるとすれば、それは何かアクションを取る時なのかもしれません。



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posted by 鍼医Kまたはハリー at 23:14| Comment(0) | TrackBack(0) | ご提案
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