ということで、本日は睡魔に襲われる前にせっせと記事を作成することに。
米国などではずっと以前から問題となっているトランス脂肪酸なのですが、最近、国内でもやっと指摘の声が大きくなってきた感があります。で、そのトランス脂肪酸について
消費者庁は食品メーカーが自主的に商品に含有量を表示するときのルールをまとめた指針を公表したらしいのですが、強制力はないとか。
トランス脂肪酸は多く摂取すると動脈硬化などの心疾患のリスクが上昇したり、免疫機能が低下することなどが指摘されています。
身体にとって有害リスクが上昇する可能性がある訳ですが、いろんな食品の製造過程で使用されているかどうかを消費者がすべて把握できるはずもないので、製造側に表示義務を課すことでしか情報を得ることは難しいことを考えると行政はもう少し指導力を発揮するべきじゃないでしょうか。
国内では栄養成分表示も義務ではないので、いきなり義務化してしまうと多大な影響があるとは思いますし、製造メーカーにとっては大きなコストアップになるかもしれません。
しかしながら、表示義務がないから表示をしていないということになれば、消費者の不安は大きくなるばかりでしょうし、不安が増大すれば不買行動に繋がるかもしれません。
表示が行われていれば、トランス脂肪酸が含有されていたとしても、それを認識した上で消費者が購買活動を行うかどうか判断する機会が得られる訳で、その結果として購買活動につながらない商品は淘汰されていくだけです。
不安が大きくなれば影響のない商品にもその製造メーカーが作っているというだけで不買行動をとる方もいるかもしれないということを考えれば表示を行っておく方が将来的にメリットになるんじゃないかと思います。
まぁ、そんなことで、行政も今日言ったから明日から徹底しろということでもないでしょうけど、なんとなく先送りのような曖昧なところで落ち着かないで欲しいものです。
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