2011年02月17日

「筋違え」の鍼治療

本日は…もう昨日ですが…(^_^;) 遅い時間の患者さんもありましたし、帰宅して晩御飯食べて、ゴソゴソしていたら日付が変わってしまいました。

今日もまだ疲労が取れきれていないのかと思うような身体の状態で、じっとしていると自動的にまぶたが下がってきます。(@_@)
早朝から起きているからということもありますしね。

まぁ、それはいいとして家人がどうも筋違いを起こしてしまって、朝から首が特に前後方向へ動かせない。ちょっとでも動かそうものなら「あたたっ」ってな具合です。ケンシロウのようです。いやいや笑い事ではないのです。

で、治療の合間にちょっとでも治療しようとしたのですが、冬場というのはいろいろ着込んでいるので、触りたいつぼがなかなか濾出できなかったりするので、仕方ないので、途中では指圧というか指鍼です。

で、帰宅してひと段落ついてから鍼を用いて治療しました。

症状は首を前後方向への動作で左頚部から背部にかけて痛みが出ていました。

あれ?ここまで書いて前にも同じようなことを書いたような気がしてきましたが、まぁ、いいか!ということで続行します。

まず、頚部の前屈では経絡を勉強したことがある人なら分かると思うのですが、「足の太陽膀胱経」の経路上に汎脳が出ていましたので、膀胱経の五行穴や五要穴の汎脳を探ってみます。私の場合は五要穴から診ることが多いでしょうか。

で、まずは原穴を指圧して首を動かすと6割程度に痛みが軽減して多少動かせるようになりました。実際に刺鍼して少し手技をして抜鍼。

次にゲキ穴である金紋を圧迫して動かすと2割程度痛みが残っているというので、実際に刺鍼。抜鍼してほぼ痛みは消失しました。
これで前屈は問題なし。あとはしっかり寝れば明日には大丈夫でしょう。

次に首の後屈では痛みがまだ出ていました。後屈して痛みの部位をみると、これはどうも「手の太陽小腸経」上にあるようだったので、今度は手のツボを使います。

小腸経は絡穴の支正の方が取りやすいので、まずは支正を圧迫して首を動かすと2割程度は痛みが和らいぎましたがいまいちです。

ツボの汎脳を探ってみると、経火穴の陽谷の汎脳がよく出ていたので、そこへ刺鍼。これで頚部を後屈するとほぼ痛みはなくなっているのですが、筋肉を伸ばしていくと伸ばしきるぐらいになると痛みが出ているということだったので、さらに汎脳を探ってみると、兪木穴の後谿にも汎脳があったので、そちらに刺鍼。刺鍼したまま頚部のを動かしから抜鍼。動かしている時は若干痛みがあったようですが、抜鍼後は楽になったようです。

ということで、頚部の痛みが楽になったところで筋違いの治療は終了。ゆっくり寝てくだされ!ってもう寝てるか!

経絡流注を考えると遠隔のツボで治療ができたりしますね。
とはいえ、筋線維が傷ついている場合は痛みは取れても筋肉の修復が完了している訳ではないので、しばらくは無理は厳禁ですね。無理をすると症状がぶり返してきますので。


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posted by 鍼医Kまたはハリー at 00:48| Comment(0) | TrackBack(0) | 東洋医学
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