2011年01月24日

全法令の見直しが必要なのでは?

東京都の児童養護施設で暮らす高校生が親などの法定代理人の同意を得られないとして携帯電話の契約を拒まれているという問題。

この高校生は虐待などの理由で裁判所の命令で親と分離されているとのことで法的に保護された形となっている一方で法定代理人の同意が必要とする民法上の問題で携帯電話の契約はできないという。

法的には上位法令が優先されるとか一般法より特別法が優先されるとか後で制定された法令が優先されるということがあるので、このケースでは裁判所の命令より民法が効力が強いのでしょうが、この児童養護施設の施設長がコメントしているように法律と言えども、無理難題となってしまっては何のための法律なのかと思ってしまいます。

いろんな法律がありますが、その法律が制定された時と現状とのギャップが足かせとなっていることもあり、状況の変化とともに法律も進化していく必要があると思います。

そのようなことを考えた時に日本はあまりにも法律が多すぎると思います。
時間はかかるかもしれませんが現状を考慮した上で、必要な法令かどうかも含めて新たに法令を作り直すぐらいでいく方が将来的に有益なんじゃないかと思います。

先日から、とあるメーリングリストでも法令に関する話題がありました。
鍼灸マッサージ業界の中でも特にマッサージ業界では無資格者問題ということがよく議論されています。

あんま・マッサージ・試圧業はあんま・マッサージ・試圧師という国家資格が必要なのですが、マッサージという言葉が以前から本来の意味からは飛躍して使用されていて、風俗業界でも○○マッサージなどと使用されていますし、クイックマッサージや足つぼマッサージなどというように使用されていたりで、医療資格としてのマッサージもそうでないものもごちゃごちゃになってしまっているのが現状です。

さらに最近の「いやしブーム」も影響して本来のマッサージ業界が打撃を受けているということなのです。

どこまでが医療行為つまり治療でどこからが「いやし」なのかということはなかなかライン引きが難しいということもありますし、縦割り行政の弊害もあり取締り等が十分に行われないまま年月が経過してしまい、現状を作り出してしまったとも言えます。

私は「いやし」の業界を否定するものではありませんが、施術者の技量や知識の差があまりにも大きいことや、いろんな病名を挙げて広告をしていたりする部分は問題だと思っています。

利用される方があくまで健康体で、特定の症状がない状態でのリラックスやリフレッシュのため以外の施術は行うべきではないと思いますし、それ以上の治療に少しでも関与するようであれば少なくとも基礎医学知識が必要だと思いますし、そのような勉強をした有資格者が施術を行うべきだと思います。

このようなことを考えると利用する方もきちんと知識を持つ必要があると思いますし、現状のようにマッサージという言葉自体がどこかあいまいな形で使用されていることを考えると、法令を改正するなどして一般の人々が混乱しないおうにしないといけないと思います。

鍼灸師やあんま・マッサージ・試圧師は「あん摩マツサージ指圧師、はり師、きゆう師等に関する法律 」という法令でいろいろな規定などが行われていますが、この法律も制定されたのは昭和22年ですし、幾度と改正などは行われていますが、抜本的な見直しも必要な時期ではないかと思います。

同様に、他のいろいろの法令に関しても現状にそぐわないものも多いでしょうから、いろいろと利害関係もあることでしょうし、法令により制限を受けながらがんばっておられるところもあるとは思いますが、全面的に見直しをすることが必要なんじゃないかと思います。


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posted by 鍼医Kまたはハリー at 21:31| Comment(0) | TrackBack(0) | 物申す
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