2010年12月15日

救命措置を施せる人が増加するといいのかも!

昨日の日中の暖かさとは打って変わって、本日はとても寒い神戸となりました。っていうか本来12月の気温はこんなものなのかもしれませんけどね・・・

寒くなってくると体調を崩す方も多く、我が家の近くでも頻繁に救急車がやってきます。我が家の周辺に高齢者が多いということもありますが、一晩の間に複数台の救急車のサイレンの音を聞くと、救いを求めた方もですが、駆けつける救急隊員も大変だろうなと思います。

最近は独居の高齢者も増加していますので、万が一に体に何かあったとしても誰かがいち早く発見して救急通報ができれば一命を取り留めることは可能かもしれませんが、発見が遅れれれば助かる命も助からないということも十分あり得るのです。

で、救急車と言えば山口の救急隊員が手首の脈拍だけを確認して「死亡状態」として救命措置を行なわずに現場から立ち去ったということがありましたが、マニュアルで定められている経動脈での確認を行なったかどうか分らないとのことで、それは問題なのですが、こういう時期で救急隊員の出動が多く、手首の橈骨動脈での脈拍確認だけで、判断をしてしまったのかもしれません。

私は診断法のひとつである脈診を行いますので、毎日のように脈をみていますが、すべての人が手首で脈拍が取れるとは限りません。血管にも個人差があって、本来あるであろう部位からは大きく外れて血管が走行している方もいますし、身体の状態によってはほとんど触知できない脈の場合もあります。

そういうことも考慮して経動脈での脈の確認も救急では行なっているのでしょうけど、それを行なわなかったことは失態ですが、もし発見した人が例えば倒れている方の息があるか、脈があるか、もっと言えば救急措置までできれば救急隊員の負担軽減にもなるかもしれませんし、何より早期発見によって救命措置が行なわれることで生存率は上昇することが期待できるかもしれません。

現在、自動車の教習では救命措置の講義も義務付けられていると思いますが、そういうところ以外ではなかなか救命措置の訓練を受けることもないでしょうから、救命措置の講習会などをもっと大々的に行い、初期の救命措置が施せる方を増加させるといいんじゃないかと思います。


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タグ:救命措置
posted by 鍼医Kまたはハリー at 21:56| Comment(2) | TrackBack(0) | ご提案
この記事へのコメント
消防隊員とて、ピンからキリという部分もあるでしょうし、組織全体でミスを無くすというのは、中々難しいコトでしょうね。

ともあれ、人間には、ミスはつきものなんですから、一人で判断せずに、複数で判断しないと失敗は起きやすいと思います。

救急車は、普通三人体制なんですから、その辺に最大のミスがあったのでは‥‥
Posted by koyuri at 2010年12月15日 23:06
koyuriさん。きちんとマニュアル通りのことをしていたら、おそらく防げた事故なんだろうと思いますね。「慣れ」などで気の緩みとなっていたんでしょうね。
Posted by 鍼医K at 2010年12月18日 23:54
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