2010年12月11日

インフルエンザ予防策はまだ浸透しているとは言えないのでは?

今年のインフルエンザの流行は出始めが例年より早いこともあって、どうなるかと思ってましたが、今のところ私の周囲ではそんなに流行ってない様子。当院に来院される患者さんのお話でもさほど流行っているようなことも聞きませんし、風邪を引いたという方はいてもインフルエンザにかかったということは、あまりないようです。

新型インフルエンザのこともありますし、大流行するのは好ましくないので、周囲で流行っているということを聞かないのは良いことです。

とはいえ、油断大敵ですから、予防はきちんとしておきたいものです。

で、予防の話と言えば、国民的な健康プロジェクト「健康日本21推進フォーラム」というのがあって、このフォーラムが8月下旬に行なったインターネットアンケート調査によると、予防として「子供に既に実行させていることは?」の質問に対して、手を洗う72.6%、うがい54.9%、十分な睡眠39.8%などという結果だったそうです。

同フォーラムは新型インフルエンザの流行を経験して基本的な予防策が定着したとしているのですが、この数字からみて、定着と言ってもいいのかな?と首をかしげてしまったというのが正直な感想です。

回答者は過去一年間にインフルエンザで通院したことのある二十歳未満の子供を持つ母親といいますから、過去の経験を反映しているのであれば、もっと高い関心があってもいいように思うのですが、どうなんでしょう?

また、調査対象となっていない、つまり過去一年間にインフルエンザで通院した子供さんを持たない方の予防に対する関心がどの程度あるのかが、もっと影響するように思いますし、このフォーラムが基本的な予防策が定着したというのはいささか早計ではないかと思ったりします。

新聞記事を読み進めていくと、次に出てくるのは薬で早期治療を行なうように促す内容で、新しく開発された点滴のインフルエンザ治療薬の適応範囲が大人だけでなく子供(0歳児から)になったという話です。

なーんだ結局、宣伝になっているのかとも思ってしまいました。まぁ、いくら予防をしていたとしてもインフルエンザにかからない保証はありませんから、罹患したらなるべく早期に治療することが必要で、薬を服用しにくい小兒などには点滴ができることは良いのかもしれません。

しかしながら、上記のアンケート調査結果をみても基本的な予防策が定着しているとは私には思えませんし、「いざとなったら点滴すればいいじゃん」ってなことにならないよう、改めて予防策を実行したいと思います。


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posted by 鍼医Kまたはハリー at 22:21| Comment(0) | TrackBack(0) | ご注意
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