2018年08月28日

兵庫県鍼灸マッサージ師会主催夏期大学講座第3日目 その2 〜これからの災害対策について〜


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前エントリーの続きです。
夏期大学講座第3日目の午後は神奈川衛生学園専門学校非常勤講師、東海医療学園専門学校非常勤講師、 (公社)全日本鍼灸マッサージ師会スポーツ事業委員長・災害対策副委員長、 朝日山治療室室長 他多数 の朝日山一男 先生をお招きして「これからの災害対策について」の演題で講演していただきました。

講演の前半は阪神淡路大震災以降、各地で発生している大災害に対して業団体の災害支援体制がどのように構築されてきたか、また現状がどのような体制になっているのかというお話と今後のビジョンについてお話をいただきました。

後半は南海トラフ大震災が発生したとの想定で、設定した地域から被災地支援へ向かうためのシュミレーションをグループワーク形式で行いました。

災害が発生した際の災害支援、ボランティア活動には様々な形があると思いますが、阪神淡路大震災が発生した頃は災害支援体制が構築されておらず大混乱したことは記憶されている方もいらっしゃると思いますし、2年前の熊本地震の際にも支援体制の構築が不十分だった部分があったことは記憶に新しいと思います。

災害医療体制については国際医療技術財団(JIMTEF)においてDMATを中心とする、多職種連携の講習が行なわれ、鍼灸マッサージ業団体も講習に参加することで医師、看護師等と連携して活動ができるようになってきたとのことでした。

また、鍼灸マッサージ業界においては業団体が複数存在しており、日本鍼灸師会、全日本鍼灸マッサージ師会など大きな業団体が連携して活動できるように体制が整ってきたとのことでした。

災害で被災された方は精神的にも肉体的にも経済的にも大きなダメージを受け、本当にお気の毒に思いますし、多くの支援を必要とします。
支援は必要に応じて行なわれるのが原則だと思いますし、そういう意味も踏まえて、指揮命令系統がきちんと確立された体制が整えられてきていることはよいことだと思います。

また、最近では災害はどこで発生しても何ら不思議ではありませんから、いつ、誰が被災するか分かりません。支援体制が整っているということはどこで災害が発生しても拠点になるところがあれば対応ができるということも大きな意義だと思います。
私は視力の関係もありますので、出来ることには限りがありますが、出来る範囲では何か役に立てればと思います。


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posted by 鍼医Kまたはハリー at 23:24| Comment(0) | TrackBack(0) | 医療
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