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8月20日は所用のため臨時休診させていただいていたのですが、実はこの日、ある試験を受験していました。
その試験は何かというと「医薬品登録販売者」試験です。それで、本日、平成29年度登録販売者試験の合格発表がありました。
結果は……無事に合格できました。( ^)o(^ )
兵庫県では初の全盲の視覚障害者の受験であり、初の合格者です!
受験に際し、兵庫県薬務課の職員の方には受験方法(点字回答やDAISYによる問題提供など)でご協力をしていただきました。ご対応に感謝申し上げます。
試験勉強については点字図書館の所蔵している図書はなく(2016年度量版の図書は製作中にはなっていた)、家人に分厚い参考書や問題集をテキスト化もしくは音声化してもらいました。感謝感謝です。ちなみに家人も受験して無事にパスしました。
医薬品登録販売者の資格を所持したからと行って、すぐに鍼灸院で第2類や第3類医薬品が販売できる訳ではありませんが、国民医療費の増大を勘案すると厚労省はさらにセルフメディケーションを推し進めてくると思われます。
そのような状況の中で特に漢方薬については東洋医学の診断に基づいて処方されるべきなのですが、病院でも東洋医学を学習していない医師が処方していたり薬局では薬剤師は患者さんに触れて診断する権限がありませんので、問診のみで処方をしていたりするケースもあります。
大学医学部では数年前から漢方薬の授業が組み込まれているものの、以前に医師免許を取り、東洋医学に従事していない方は現代医学的な考え方で処方を決めているのが現状だと思います。
薬剤師も患者に触れずとも舌診はできますから舌診を行なっているところもありますが、やはり脉診や腹診などが出来ないというのは診断をするには不十分でしょう。
そのようなことを考えると一定の訓練・学習は必要ですが東洋医学の診断スキルを身につけた鍼灸師ならば的確なアドバイスができるんじゃないかと思います。少なくともOTC薬の購入に当たっては脉診や腹診を行い、鍼灸を行ないつつ患者さんに的確なアドバイスができるのではないかと思います。
現状では登録販売者試験にパスしても2年以上の実務経験を積んで管理登録販売者とならなければ院内で販売はできませんが、いずれ近い将来にそのような制度に変わればもっとセルフメディケーションは促進されるのではと思います。
まぁ、そのようなことも考えつつ、周囲を巻き込んでの受験でした。
重ねて関わった皆様に感謝申し上げます。
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娘も取ろうかなとは言ってますが‥‥少し前に中医学の勉強もしてました。
今はまだ院内販売が出来るワケでは無いので、適切な投薬をして下さる漢方医の方を御紹介させて頂いております。