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この年の瀬になんとも腹立たしいというか悲しいことがありました。
いや、まぁ、不幸があったとかそういう類の話ではなく、不条理な出来事に出くわしたのでした。
自治体によって制度はまちまちですが、多くの自治体では鍼灸やあん摩・マッサージ・指圧施術を受診するに当たって高齢者福祉の施策として助成を行なっています。
神戸市や明石市でもそのような施策が行なわれているのですが、不正を働く者が少なからず存在します。もちろん多くの方は適正に使用されています。
それで、本日、不正を働こうとした患者が来院したのです。
助成は助成券という形で該当年齢に達した者が申請をすることで郵送で自宅へ送付されます。その助成券は数枚綴りになっていて(自治体によって助成額や枚数は異なります)、1回の施術に対して交付された者が1枚使用できるというものです。
当然ながら、交付を受けた者以外の人が使うことはNGですし、一度に複数枚数を使用することもNGです。
助成券を使用しないまたは必要なくなったという複数の方から貰ってきて、さらに一度に複数枚数、つまり施術料金を現金払いしないで済むように使用したいと来院された患者が言ったのです。
もちろん、当院は不正使用を認める訳にはいきませんから、そのような使い方はできない旨を伝えました。すると、なんとその患者は予約をしていたにも関わらず施術を受けずに帰っていきました。
予約をし、治療院まで足を運んでいるのに、助成券が使えないと分かると、当然のように帰っていく……正直、人間性を疑ってしまいます。
同時に「この人にとっては鍼灸治療はその程度のもの」と思われていることに情けなさと悲しさを感じました。
それから、助成券を不正使用することにあまり罪悪感を感じてなさそうな点も残念ですし、おそらく他の治療院では助成券の不正使用でも受理したところがあるのでしょう。
使用しない助成券を他人に譲る人もいるから貰う人もいる訳で、「ばれなければ良い」「少しぐらいいいじゃないか」「違う人が使っても交付された人が使った場合と原資は一緒」というような声が聞こえてきそうで、気分が悪いです。
不正使用しようとした人はささいな事と思っているかもしれませんが、これは詐欺行為を働くことです。金額は小額かもしれませんが、そのような行為を働こうとする思考が非常に問題だということを認識していただきたいと切に思います。
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タグ:助成券
そういう人にとって、世の中の正義など全く通用しなかったりしますよね。