お盆休みも終わり、リフレッシュして業務に取り組んでいる方も多いでしょうし、今から休みという方もいらっしゃるでしょう。
今年は台風の襲来がお盆早々にあったり、前線が影響されることで大気が不安定となって、その影響で体調を崩している方を多く見受けます。暦の上ではすでに秋とはいえ、まだまだ高温多湿が続きますから、体調管理には十分気をつけてくださいませ!
ところで、本日、気になるニュースがありましたので、ちょっと考えてみたいと思います。
がん13種、血液検査…早期発見法開発へ
「 国立がん研究センターは18日、国内の研究機関や企業と共同で、血液検査で早期にがんの診断ができる新手法の研究開発を始めると発表した。」という記事が出ていました。
一滴の血液で多くのがん検診ができるという点では検査の負担が減少することを考えれば有意義なことだと思いますし、それが安価でできれば経済的な負担も少なくて済みます。
しかし、早期にがんが発見されることが果たして良いことばかりなのでしょうか?
「早期発見、早期治療」が最も良いことのように現在では言われています。確かに進行の早いがんで罹患年齢も若い方なら早期に発見されることには一定の意味があると思いますが、槽でない場合は必ずしも良いことばかりではないと思います。
検査でがんが発見されれば、抗がん剤なり放射線なり、手術療法を行なうというのがスタンダードな流れでしょうけども、平均余命や進行スピード、症状の有無などを考慮した場合に早期に発見されても治療をしないという選択肢も必要ではないかと思います。
検査でがんが発見されると多くの人はがんと戦うという選択をしているのが現状だと思いますが、大きな症状がなく生活に支障をきたさない状態であれば治療の副作用などでQOLを低下させるより、がんと共存する生活を送るということもひとつの選択肢ではないかと思います。
少なくとも、「早期発見、早期治療」を喧伝するよりも個々がそれぞれの状態に応じて選択できるような意識作りが先決ではないかと思います。
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