2017年10月14日

餅は餅屋


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高齢者人口の増加に伴い、ここ数年は健康ブームと言えるでしょう。こぞってメディアでも健康関連の内容が多いですね。

健康への関心が高いということは良いことだと思いますが、いくつか注意も必要になります。

まずはメディアで取り上げている内容や推奨している健康法などがご自身に当てはまっているのかどうか?ということ。多くの媒体で伝えられている情報は一方通行ですから、伝える方は個々の状態を把握している訳ではありませんから情報を受け取る側がその情報の内容を精査する必要があります。

二つ目は、ご自身に合った健康法に出会えたとしてもどの程度の頻度でどの程度負荷をかけて行なうかについてはお体の状態に十分注意して行なう必要があるということ。

同年代であっても体格差もありますし、それまでどのような生活を送ってきたかは個々違いますから同じことができるとは限りませんし、結果も違ってくることが自然だと思って行なう方が良いと思います。

上記のようなことを考えると医学知識などが全くないという方には判断が非常に難しいと思います。となると、その道に精通した人のアドバイスが大切になってくると思います。つまりは「餅は餅屋」ということです。

ここでもう一つ注意なのですが、「餅は餅屋」と言っても、特に現代医学では専門分野が細分化されているので、注意が必要です。

現在、当院に通院されている方で、整形外科で骨密度お維持するためにもどんどん歩くようにと指導され、一生懸命歩いていた方がいらっしゃいます。この方は魂をつめてしまうタイプの方で何年も同じように頑張って歩行されていたそうです。歩き始めた当初は気にならなかったそうですが、ここのところ足の痛みを自覚するようになり、その痛みが継続するようになったと当院へ来院されました。

初診の段階で、明らかに歩きすぎ、つまりお体が年齢を重ねて変化しているのに同様に負荷をかけ続けたことで過剰負荷となっていたようです。この方は運動負荷を減らし、鍼灸治療を行なって初診で随分と体調が改善しました。

整形外科医の指示は確かに間違ってはいないのですが、短時間の診察では患者さんの性格はそれほど把握はできないでしょうし、運動量や頻度などの指示はなかったようですから、患者さんに的確な指示が出来ていたかと言われるとそうでなかったという結論になります。

これはまさに「餅は餅屋」からは逸脱していたということでしょう。整形外科医の中にはリハビリなどに明るい方もいるでしょうけども、多くの場合はそうでないと思いますが、患者さんにはなかなか分からないと思います。

現代医学では専門性が高くなっているが故に対応が難しいところもあります。それに比べ施術者によって得手不得手はあると思いますが、東洋医学では対応幅が広いと思います。

健康増進や予防にいろいろとされている方でいまひとつ体調が優れないという方は鍼灸師に相談してみるのもひとつの選択肢だと思います。


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posted by 鍼医Kまたはハリー at 21:58| Comment(2) | TrackBack(0) | 医療

2017年10月06日

医薬品登録販売者試験を受験した理由


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8月20日は所用のため臨時休診させていただいていたのですが、実はこの日、ある試験を受験していました。
その試験は何かというと「医薬品登録販売者」試験です。それで、本日、平成29年度登録販売者試験の合格発表がありました。
結果は……無事に合格できました。( ^)o(^ )
兵庫県では初の全盲の視覚障害者の受験であり、初の合格者です!
受験に際し、兵庫県薬務課の職員の方には受験方法(点字回答やDAISYによる問題提供など)でご協力をしていただきました。ご対応に感謝申し上げます。

試験勉強については点字図書館の所蔵している図書はなく(2016年度量版の図書は製作中にはなっていた)、家人に分厚い参考書や問題集をテキスト化もしくは音声化してもらいました。感謝感謝です。ちなみに家人も受験して無事にパスしました。

医薬品登録販売者の資格を所持したからと行って、すぐに鍼灸院で第2類や第3類医薬品が販売できる訳ではありませんが、国民医療費の増大を勘案すると厚労省はさらにセルフメディケーションを推し進めてくると思われます。
そのような状況の中で特に漢方薬については東洋医学の診断に基づいて処方されるべきなのですが、病院でも東洋医学を学習していない医師が処方していたり薬局では薬剤師は患者さんに触れて診断する権限がありませんので、問診のみで処方をしていたりするケースもあります。
大学医学部では数年前から漢方薬の授業が組み込まれているものの、以前に医師免許を取り、東洋医学に従事していない方は現代医学的な考え方で処方を決めているのが現状だと思います。
薬剤師も患者に触れずとも舌診はできますから舌診を行なっているところもありますが、やはり脉診や腹診などが出来ないというのは診断をするには不十分でしょう。
そのようなことを考えると一定の訓練・学習は必要ですが東洋医学の診断スキルを身につけた鍼灸師ならば的確なアドバイスができるんじゃないかと思います。少なくともOTC薬の購入に当たっては脉診や腹診を行い、鍼灸を行ないつつ患者さんに的確なアドバイスができるのではないかと思います。

現状では登録販売者試験にパスしても2年以上の実務経験を積んで管理登録販売者とならなければ院内で販売はできませんが、いずれ近い将来にそのような制度に変わればもっとセルフメディケーションは促進されるのではと思います。
まぁ、そのようなことも考えつつ、周囲を巻き込んでの受験でした。
重ねて関わった皆様に感謝申し上げます。

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posted by 鍼医Kまたはハリー at 23:49| Comment(2) | TrackBack(0) | 和み堂

2017年10月04日

軽いぎっくり腰?


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すっかり気温が下がってきました。気温が下がった影響ではないとは思うのですが、実は3日前から軽いぎっくり腰のような症状に見舞われておりました。
施術には支障ないというか支障のないように自己治療したり身体の動かし方に気をつけたりしています。

発症のきっかけはちょっとしたことなのですが…ゴミをすてようと少し前かがみで腕を伸ばした際にほんの少し角度が悪く身体を捻った状態になってしまい、その時に腰仙骨移行部あたりから「ギクッ」というより「グニャァ」みたいな感覚があって、その後からは「イテテッ」とまぁ、そんな感じです。

今日はほとんど寛解しているのですが、自己治療として何をしたかというと…そのひとつは関連するツボにパイオネックスを貼ることでした。

腰痛の場合でも今回のように下部に症状がある場合、足関節布巾にあるツボが効果的です。患側の「僕参」か「申脈」の圧痛のある方に治療すると効果的です。

「僕参」は踵骨の外側上部の骨際もしくは踵骨に少しかかるあたりに圧痛がよく出ていますから圧痛部位を確認して治療するとよいと思います。

ツボの位置が分かる方で腰痛が腰の下部にあるという方は試してみてくださいね!

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posted by 鍼医Kまたはハリー at 23:33| Comment(2) | TrackBack(0) | 東洋医学