2012年05月18日

川村妙慶さんのお話を聞きました。

本日は定例学会でした。

さらに、本日は外部の講師をお招きしての勉強会でもありました。

本日の講師は川村妙慶さんでした。

川村妙慶さんは僧侶でもあり、アナウンサーでもあり、華道家でもあり、非常に多才なお方です。

仏教のお話にご自身の経験も踏まえて、「コミュニケーションの取り方」についてお話を聞かせていただきました。とても興味深く、ためになるお話の中で、特に印象の残った話をいくつか書きたいと思います。

川村妙慶さんが冒頭でお話になったのが、この部ログのタイトルでもある「心身一如」という言葉についてです。心身はひとつであり、肉体と精神はどちらも大事で、肉体を栄養するのは飲食物などですが、それだけでは幸せにはなれない。心にも栄養を与えることが必要で、その精神に栄養を与えることが僧侶の仕事でもあると。

そして仏法にはお経がありますが、この「経」というのは縦糸のことを示していて、これがまた大事ということ。

人生で横糸にあたるのは年齢や経験、住宅などのさまざまな実績で、これらは重ねていくもの。しかし、この横糸は自然災害など避けられない大きな力で失われてしまうことがある。

縦糸は眼に見えるものではないけれども、この縦糸を探していくことが大事で、その縦糸がしっかりしていればいろんなことがあっても立て直していけるということでした。

それから、「本願他力」ということもおっしゃっていました。人生の中で、病気や事故、さまざまな境遇など自力ではどうしようもないことがたくさんありますが、自身で、できることはするんだけれども、できないことはできない。できないことは流れに任せるということも体節だと親鸞さんは説いていると。
他にもいろいろとお話いただいたのですが、心のあり方というか気持ちの持ち方、「聞く」ことの大切さなど、いろいろと勉強になりました。ありがとうございました。

川村妙慶さんのHPで「日替わり法話」などもお聞きいただけますし、PCを使えない方やPCが手元にない環境の方には電話による法話がお聞きになれます。

075 - 431 - 7603 (なむあみ)

に電話していただくと妙慶さんの法話が1、2分流れるという仕組みだそうです。(電話料金はかかります。)

あと、書籍も出版されているのでご紹介させていただきます。
もしもあなたが、あと1年のいのちだとしたら

あなたは、あなたでいい

心の荷物をおろす108の智恵

女の覚悟 −ひとり悩むあなたへ贈る言葉

絵解き 世界一ホッとする尼さんのいい話



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posted by 鍼医Kまたはハリー at 21:50| Comment(2) | TrackBack(0) | 思考のヒント

2012年05月17日

COPD(慢性閉塞性肺疾患)に鍼灸治療が効果示す

最近、マスコミでも徐々に取り上げられる事が多くなったCOPD。

COPDは慢性閉塞性肺疾患の略称で、2020年までに世界の死因の第3位になると言われています。

2005年の段階で世界で300万人、国内でも1万4000人が死亡しています。

COPDは息切れやせき、痰が特徴的な症状で、喫煙が大きな原因とされています。

また、進行が遅く、高齢になってから気づくケースが多いというもの特徴です。

そのCOPDに対する鍼灸治療の効果検証がされたようです。

COPDへの鍼治療、プラセボ対照RCTで改善効果示す 明治国際医療大学・鈴木雅雄氏らが報告

COPDの代表的な症状である労作時呼吸困難について、プラセボ対照単盲検ランダム化比較試験(RCT)を実施した結果、プラセボ鍼治療を受けた患者に比べ、実際の鍼治療を受けた患者では労作時呼吸困難の低下などが確認されたそうです。

上記のサイトは現在、医師や研修医以外の登録を受け付けていないようで、その先の記事内容が分からないので、具体的にどのような治療を施したかなどは不明です。

COPDは悪化すると呼吸機能が低下、破壊されてしまいますので、日常動作時やひどい場合は安静時にも呼吸困難を起こしてしまう恐ろしい疾患です。

そのような疾患に鍼灸治療が有効だったというのは非常に意味があると思います。現代医学の臓器の捉え方は構造からみていきますが、東洋医学は機能面からみていきます。なので、たとえ臓器自体が萎縮したりしていても、機能回復を促すことが期待できます。(限界はありますが…)


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posted by 鍼医Kまたはハリー at 21:21| Comment(0) | TrackBack(0) | 東洋医学

2012年05月16日

嗅覚とストレス

「におい」というのは東洋医学でも重要な要素のひとつだと以前にも書きました。その「におい」を感じるセンサーは嗅覚ということになります。

嗅覚は視覚、平衡聴覚などの五感の内、最も原始的な感覚とされていて、脳への伝達経路が他の感覚に比べてダイレクトでもあります。

それで、その嗅覚を利用してストレスを緩和させることが可能だと、とあるTV番組で言っていました。ストレスを貯めやすい思考などがあって、ストレス脳と言われているようです。

そのストレス脳をリラックス脳に変えるために嗅覚を介して、ご自身の好みの「におい」をかぐことが有効だということです。

番組ではアロマオイルによって浴室やリビングなどの空間に香りを放つことを勧めていました。

ポイントは好みの「におい」というところで、まずは好みの「におい」を探すことからはじめる必要があります。それから、「におい」はきつ過ぎると逆効果になることもあるので、ほんのり香る程度にしておくことが肝要です。

話は変わりますが、以前に「医道の日本」に都市部から地方へ治療院を移転された方の寄稿で、東京にいた頃には感じなかった、さまざまな「におい」を体感できるようになり、以前より治療力が上がったというようなことが書いてありました。

特に都会では車の排気ガスや店舗から放たれる「におい」などさまざまな「におい」が入り混じっていますし、空気も汚れていたりします。

時には自然に囲まれた中で思いっきり自然の空気を吸うことも必要だと思います。また。治療院などでは嗅覚を意識した空間作りをすることでより患者さんの治癒力を引き出せるんじゃないでしょうか。


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